DEIB実践で組織変革を実現する手法とは、5月27日に新著発売


多様性と組織成長を結びつけるDEIBの実践書登場
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、2026年5月27日(水)に書籍『異質を認め合う組織 多様性に違和感を感じないためのDEIBのすすめ』を全国の書店およびネット書店で発売する。本書は、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion, Belonging)を単なる理念や制度導入にとどめず、組織の持続的成長を実現するための「実践的な組織開発の方法論」として体系化したものである。
なぜ日本企業の多様性施策は成果につながらないのか
本書の第1章では、日本企業のエンゲージメントが世界最低水準である背景を、権力格差の大きさ、空気を読むハイコンテクスト文化、サイロ化した組織構造、滅私奉公的価値観などの構造的要因から解き明かす。多様性はイノベーションの源泉であると同時に、対立や分断を生む「諸刃の剣」であることを指摘し、働き手の心をあらためて取り戻すために先進企業が取り組み始めた「ビロンギング(居場所感)」の要諦を提示している。
多様性を組織の力に変える9つの視点
第2章では、多様性を組織の力に変えるための「9つの視点」を提示する。知の多様性を高める条件、多様性が生む断層(フォールトライン)への対処、多元的無知の克服、心理的安全性の確保、職責の明確化、アンコンシャス・バイアスの克服、関係性の質の向上、EQの育成、そして「多様性への信念」の浸透である。これらを通じて、多様性が単なる人員構成の違いではなく、価値創造の基盤となるメカニズムを明らかにしている。
実行可能な5つの領域別推進策
第3章では、理念を現実に変えるための具体的な実践策を、経営戦略、啓発施策、マネジメント改革、推進体制、人事制度の5つの領域から詳述する。トップの本気度を示すコミットメント、アンコンシャス・バイアス研修や体験型学習、管理型から支援型へのマネジメント転換、チェンジエージェントや従業員リソースグループ(ERG)の活用、公平性と透明性を組み込んだ制度設計など、現場で実行可能な施策を網羅している。
資生堂、JTB、丸井グループの事例から学ぶ
さらに、資生堂、JTB、丸井グループの事例を通じて、DEIBが実際にどのように組織変革とイノベーションを生み出しているのかを具体的に示している。これらの企業は、多様性を「配慮すべき課題」ではなく、「競争優位の源泉」として活用しており、DEIB実践が「B(所属企業に留まって能力を発揮する)」につながることを実証している。
書籍概要
タイトルは『異質を認め合う組織 多様性に違和感を感じないためのDEIBのすすめ』で、著者は加藤守和・吉田亜希子。発売日は2026年5月27日(水)、価格は2,640円(税込)。株式会社日本能率協会マネジメントセンター発行で、256ページ、A5判。ISBNは9784800594358である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000082530.html