京都芸術大学、2026年度入試で通学・通信ともに志願者数が前年比増加


少子化により多様化する大学選びの現在地
京都芸術大学(京都市左京区/学長:佐藤卓)は、2026年度の学部入試において、志願者数が通学課程と通信教育課程ともに前年を上回る結果となりました。本格的な18歳人口の減少を迎える中、大学進学をめぐる環境は大きく変化しています。日本私立学校振興・共済事業団の2025年度調査によると、私立大学のうち定員割れとなっている学校数は316校で、全体の53.2%に達しており、大学を取り巻く環境は厳しさを増しています。
一方で、進学先の選択肢や学び方は多様化しています。京都芸術大学でも、国内外を問わず幅広い地域からの志願や、通信教育課程における18〜22歳の若年層の増加など、入試における多様性が広がっていることが志願傾向から伺えます。
通学課程で前年比123%、新たな進学ニーズが顕在化
2026年度の学部入試の延べ志願者数は、通学課程で13,416名(前年比123%)、通信教育課程は4,743名(前年比103%)となりました。通学課程では、延べ志願者数が13,416名となり、前年比123%を達成。オープンキャンパスの参加者数は前年を上回り、複数回参加する受験生の増加も見られました。また、総合型選抜の志願者も増加しており、オープンキャンパスなどを通じて、受験の早い時期から大学との接点を持ちながら進学先を検討する動きがうかがえます。
学科別では、美術工芸、キャラクターデザイン、こども芸術、情報デザインなど複数の分野で前年を上回る志願傾向が見られました。
通信教育課程で転機:高卒新規進学者が編入学者を上回る
特に通信教育課程では、18〜22歳の志願者数が3年連続で増加し、1年次入学者数が初めて3年次編入学者数を上回りました。これまで通信教育は、社会人の学び直しやキャリア形成の選択肢として認識されることが多くありましたが、そうした傾向に加え、近年は通信制高校に通う生徒数の増加など、高校段階から学び方の選択肢も広がっています。その中で、本学の通信教育課程の志願においては、高校卒業後の進学先として検討する動きも見られています。
通信教育課程での在学生数は2026年5月現在、大学院も含めて18,695名と過去最多を更新。通学・通信それぞれの大学院をあわせた在学生数は23,720名(約24,000名)となっています。
完全オンライン音楽コースが600人超の志願を集める
2026年度学部入試の通信教育課程では、新設の音楽コースに600人を超える志願者が集まりました。通学不要・完全オンラインで音楽を学べる本コースの第1期生には、東京都をはじめ北海道や沖縄在住の学生も含まれており、年代別では10代〜20代が最も多く、次いで50代以上となっています。地域や年齢を問わないこうした新しい音楽教育プログラムへの関心の高さがうかがえます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000686.000026069.html