HIDA、オルガテック東京2026に出展 木の質感で新しいオフィス空間を提案


丁寧なものづくりから生まれる普遍的な空間
飛騨産業株式会社は、2026年6月2日(火)~4日(木)に東京ビッグサイトで開催される「オルガテック東京2026」に参加する。木工家具ブランドHIDAのブースでは、「丁寧なものづくりから生まれる、普遍的な空間」をコンセプトに、デジタル化が進むワークシーンにおいて、人の感覚に働きかける木の質感や時間の経過がつくる豊かさに着目した展示を実施する。
展示全体のディレクション・空間デザインは、デザインスタジオのFLOOATが担当。国産材を用いた熊野亘氏デザインの「kei」シリーズで構成するラウンジエリアと、食を通じて交流を生むカフェエリアの2つのシーンを提案し、オフィス空間における木の家具の新たな可能性を探求する。
国産クリ材の「kei」シリーズをオルガテック東京で初披露
パーティションで仕切られたセミクローズドのラウンジエリアでは、熊野亘氏デザインの国産クリ材の豊かな表情が感じられる「kei」シリーズをオルガテック東京で初披露する。オフィスワークの多くが視覚中心のデジタルデバイスを通じて行われる中、人の感覚を刺激する物質としてのリアルな心地よさが求められている。木が長い時間をかけて生きてきた痕跡である節や木目の揺らぎを、ありのままの表情として受け入れる「kei」が、そうした感覚的なニーズに応える。素材そのものが持つ有機的な存在感と、以前からその場に在り続けたような佇まいが、静かな中に深い印象を残すラウンジ空間を実現させる。
食を通じて飛騨産業の取り組みを体験できるカフェ
ブース内には、家具や空間だけでなく、食を通じても飛騨産業の多様な取り組みや価値観を体験いただけるカフェを設置する。会場では、枝打ちで捨てられる枝葉から抽出した「杉山水」を使用している農園の赤かぶを用いた、「CAFE & TABLE 工」によるフィンガーフードのデモンストレーションを実施。家具をつくる工程で生まれた端材から製作した小皿とともに、大きなテーブルを囲みながら楽しめる。テーブルの周りにはオルガテック初登場の三谷龍二氏デザインの家具シリーズ「3r-h furniture」をはじめ、ホームユースで人気を集めるHIDAの椅子が並び、暮らしの中で培われた心地よさをオフィス空間へ広げる。
環境に配慮した持続可能な展示設計
今年のHIDAブースは、素材と色彩に対する精緻なアプローチに定評のあるFLOOATが担当する。HIDAとFLOOATによるオルガテックでの協働は今年で3回目となる。飛騨産業が長年培ってきた木工技術や素材への誠実な向き合い方を空間全体で表現するとともに、使い込まれることで深まっていく家具の価値や、時間の積み重なりによって生まれる豊かさを感じられる場を目指した。ブースを構成するパネルには、飛騨産業とFLOOATが共同開発した組み替え可能なモジュールシステムを採用し、一過性の展示空間ではなく、環境や用途に応じて柔軟に組み替えながら継続的に活用できる設計とすることで、持続可能な展示のあり方を提案している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000106091.html