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膠に込められた伝統と現代表現、高島屋で3会場特別展開催

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報道発表
撮影:内田 亜里(プレスリリースより)

日本画の心臓部「膠」を再考する展覧会

高島屋は「膠へのまなざし―再考、そして応答」展を東京・大阪・京都の3会場で開催する。日本画の伝統的画材である膠は、現代に至るまで多様な表現を生み出すとともに、連綿と続く日本画の系譜を支えてきた。しかし2010年頃に伝統的な製造技法による「三千本膠」の生産が終了したことは、当時多くの日本画家たちへ衝撃を与えたという。

調査研究と新たなドキュメントの展示

本展では監修者に内田あぐり氏を迎え、膠をはじめとした日本画の伝統的な画材がつくられてきた地場をめぐる調査研究のハイライトを紹介する。東京から奈良、京都、福井、兵庫、高知そして山形と全国各地をめぐる写真や映像による調査ドキュメント、膠の原料や道具類、墨や手漉き和紙などの実物資料が展示される。さらに東京と大阪会場では膠で修復された丸木位里・俊の《原爆の図 高張提灯》を特別展示し、膠や表現材料のありようを再考する。

現代作家37名による多彩な作品を一堂に

膠を用いて制作された現代作家37名による多彩な平面作品が展観される。日本画のみならず油絵や彫刻、写真など、国内各地を活動域とする若手から重鎮まで多岐にわたる作家が一堂に会する。東京と大阪会場では、動物の生命を糧とした文化の源流を見つめ直す観点から、「馬」を主要なモチーフとして晩年まで描いた日本画家・毛利武彦のドローイング作品も特別展観される。

会期と会場情報

東京展は2026年6月3日から15日まで日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊で開催。大阪展は7月8日から13日まで高島屋大阪店6階 美術画廊での開催となる。京都展は7月25日から8月23日まで京都場 KYOTO-baで開催される。京都の会場は高島屋ではないため、月・火曜休館となる。

関連イベントとワークショップ

東京展では6月7日午後3時より、出品作家と膠製造者による大﨑哲生、丸川直人、三沢厚彦、内田あぐりによるトークイベントが開催される。京都展では7月25日午後5時から6時に出品作家によるトークイベントが行われ、終了後にはオープニングレセプションが開催。8月2日午後2時から4時には日本画画材によるワークショップが開催され、小学校3年生以上が対象で参加費用は1,000円である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001468.000069859.html