小学生の自主学習は約36%が悩み中。やる気とネタに親はどう対応?


約36%が自主学習に困りごと。悩みの上位は「やる気が出ない」
株式会社NEXERと月刊ポピーが共同で実施した調査によると、小学生の子どもを持つ保護者69名を対象にした「自主学習・家庭学習の実態」に関するアンケートで、注目すべき結果が明らかになった。
調査では、自主学習について困りごとがあるかという質問に対し、35.7%が「ある」と回答した。3人に1人以上の家庭で、子どもが何らかの課題を感じていることが分かったのである。
困りごとの具体的な内容では、「やる気が出ない」が25.0%で最も多く、次いで「ネタが思いつかない」が20.0%、「何をすればいいか分からない」「続かない」「集中できない」がそれぞれ15.0%という結果だった。
家庭学習の現状。82.6%が週複数回以上で取り組んでいる
一方、家庭学習全体の実施状況を見ると、47.8%のお子さまが「毎日している」と回答し、「週に数回している」34.8%と合わせて82.6%が週に複数回以上、家庭で学習に取り組んでいることが明らかになった。
ただし、「ほとんどしない」7.2%、「まったくしない」13.0%と、2割近くの家庭では家庭学習がほとんど行われていない実態も見えてきた。
1回あたりの学習時間は「30分~1時間未満」が53.6%で最多。次いで「30分未満」39.3%、「1時間~2時間未満」7.1%となり、9割以上のお子さまが1時間以内に家庭学習を終えている。
保護者のサポート方法は多様。親子で学ぶスタイルが広がる
家庭学習の内容は「学校の宿題」が91.1%と圧倒的多数派で、「市販ドリル」42.9%、「自主学習ノート」26.8%、「通信教育」25.0%が続く。
自主学習で困っている際の保護者のサポート方法は家庭によって大きく異なり、「やるよう声掛けしている」といったシンプルなものから「ネタの提供やプリント作成」といった踏み込んだ関わり方まで幅広い。
集中できる環境づくりの工夫では、「一緒に勉強する」が32.1%で最多。「スマホやテレビを遠ざける」30.4%、「学習場所を固定する」「特に工夫していない」26.8%と続き、親子で一緒に机に向かうことで「勉強する時間」という意識を持たせる工夫が多く取られている。
71.4%がリビング学習を導入。親が見守れる環境が重視される
リビング学習(リビングなど家族共有のスペースで学習すること)の実施状況では、71.4%が「取り入れている」と回答した。7割以上の家庭で、子ども部屋や個室ではなく、家族の気配が感じられる場所で学ぶスタイルが浸透している。
リビング学習を取り入れている理由として最多は「親が見守れるから」で67.5%。次いで「質問にすぐ答えられるから」47.5%、「子どもが安心して勉強できるから」37.5%となった。親が見守る環境が、子どもの安心感にもつながっていることが分かる。
一方、リビング学習を取り入れていない28.6%の家庭では、「勉強部屋の方が集中できるから」が50.0%で最多。「テレビや生活音で集中しにくいから」「親が見ていると子どもが嫌がるから」がともに18.8%だった。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002789.000044800.html