藤井聡太竜王・名人が語る詰将棋の美学、ミステリ作家・芦沢央氏との対談が将棋年鑑に掲載


ミステリ作家・芦沢央氏が藤井竜王・名人へ特別インタビュー
株式会社マイナビ出版は、公益社団法人日本将棋連盟発行の『令和8年版 将棋年鑑 2026』を2026年8月3日に発売予定とし、予約受付を開始しました。本書の巻頭特集には、将棋をテーマにした話題作『神の悪手』で知られるミステリ作家・芦沢央氏による、藤井聡太竜王・名人への特別インタビューが掲載されます。
芦沢氏は作家デビュー15周年を迎えるミステリ作家で、『神の悪手』で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞を受賞しました。近年は第72期王将戦第3局などのタイトル戦で観戦記を執筆するなど、将棋界との関わりを深めています。インタビューは2026年4月25、26日に行われた第84期名人戦七番勝負第2局の翌日に実施されました。
詰将棋とミステリの共通点「逆算と順算の思考」
インタビューの中で芦沢氏は、詰将棋とミステリの共通点として「逆算と順算の思考」を挙げました。ミステリ小説では、結末やトリックから逆算した無駄のない構成と、設定や人物感情を積み重ねながら物語を前進させる方法が存在します。
これに対し藤井竜王・名人は「私は詰将棋を作るときに、逆算的な作り方をする。ただ一方で、優れた詰将棋作品は、逆算と順算の考え方のバランスが融合している」と答えました。さらに詰将棋の魅力について「詰将棋は、将棋というゲームが持つ美しさをロジカルに表現しているところが魅力であり奥深さ。私はそこに魅了された」と語っています。
豪華版はアクリルスタンド付き、616ページの充実した内容
『将棋年鑑』は昭和43年から続く日本将棋連盟の定期刊行物です。タイトル戦の番勝負はもちろん、竜王戦決勝トーナメント+1組、A級順位戦、王将リーグについては全局を収録。アマチュア棋戦を含めると500局を超える熱戦を、616ページの特大ボリュームでお伝えします。豪華版には故・加藤一二三九段と藤井聡太竜王・名人のアクリルスタンドが付属します。通常版は6,050円、豪華版は8,800円です。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000016440.html