カンヌ2026で日本映画2作品がオフィシャル部門選出、VIPO支援作が映画祭で映像化


VIPO支援クリエイターの作品がカンヌ映画祭に選出
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が官民連携で支援していた監督やプロデューサーによる作品が、第79回カンヌ国際映画祭(開催:2026年5月12日~23日)のオフィシャル部門上映に選出されました。VIPOが文化庁や経済産業省より委託を受けた事業および自主事業で支援をしていたクリエイターによる2作品が、国際的な舞台での公式上映が実現することとなります。
コンペティション部門選出『ナギダイアリー』
監督・脚本:深田晃司による『ナギダイアリー』がコンペティション部門に選出されました。松たか子、石橋静河、松山ケンイチが出演し、配給はスターサンズが担当します。この作品は経済産業省の複数年度にわたる補助事業で支援されており、令和6年度の劇場用長編映画ローカライゼーション・海外プロモーション事業、令和5年度の国内映像企画開発事業、令和4年度の海外展開事業で助成を受けています。また、VIPO自主事業である「VIPO Film Lab」脚本コース(イタリア・ウディネ開催)の参加者であるSurvivance代表の小山内照太郎氏も関わっており、国際的な人材育成の成果が作品に反映されています。2026年9月25日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国ロードショー予定です。
ある視点部門選出『すべて真夜中の恋人たち』
「ある視点」部門に選出された『すべて真夜中の恋人たち』は、監督・脚本:岨手由貴子による作品です。川上未映子の同名小説(講談社文庫)を原作とし、岸井ゆきの、浅野忠信、森田望智ら豪華キャストが出演しています。この作品は文化庁委託事業の「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2009」の参加者である岨手由貴子監督が手がけており、若手映画人育成という文化庁の取り組みが成果に結実した形となります。製作幹事・配給はビターズ・エンドが担当し、2026年全国ロードショー予定です。
日本映像産業の国際競争力を強化するVIPOの支援事業
VIPOは日本映画の国際展開とグローバルに活躍できるクリエイターの人材育成を継続的に実施しています。今回のカンヌ国際映画祭での2作品の選出は、官民連携による「人材育成」と「海外展開・市場開拓」の目的で実施してきた支援事業の成果を示すものとなりました。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000103029.html