言いたくても言えない理由が科学的に解き明かされる新書、6月発売


言えない現象を身体と非言語コミュニケーションから解説
株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、書籍『「言いたくても言えない」はなぜ起こるのか? 空気を読む人ほど言えなくなる仕組み』を2026年6月1日に全国の書店およびネット書店で発売する。本書は、会議で指名された瞬間に頭が真っ白になったり、上司の表情を見ただけで考えていたことが消えてしまったりするような「言いたいのに言えない」現象を、性格や能力の問題ではなく、身体と非言語コミュニケーションの視点から解き明かす一冊である。
心理学と神経科学が明かすFreezeのメカニズム
人は否定や評価の気配を感じると、無意識に身体が固まり、思考が止まる。この「Freeze(凍りつき)」の状態に「間違えたくない」という自己検閲が重なることで、さらに言葉を失っていくという。本書では、このメカニズムを心理学・神経科学・コミュニケーション研究をもとに詳しく解説している。沈黙の裏にある構造を理解することで、コミュニケーションの見え方は大きく変わるはずだ。
即興演劇の手法で反応できる身体を取り戻す
著者の林博之氏は、俳優経験と企業研修の知見を融合し、反応できる身体を取り戻すための実践法を提案する。鍵となるのはインプロ(即興演劇)の考え方であり、「Yes, And」「失敗前提」「考える前に反応する」といったアプローチを通して、言葉が出る前の身体をほぐしていく内容となっている。言えない当事者には安心を、管理職には部下が言葉を失う理由の理解をもたらすであろう。
著者は企業研修講師として累計10,000名以上に登壇
著者の林博之氏はラーンフォレスト合同会社の代表社員で、俳優として約10年活動した後、ビルメンテナンス会社での勤務を経て行政書士として独立。その後、人材育成の本質に向き合い研修講師の道へ進んだ。OJTメンター研修、非言語コミュニケーション研修、インプロを用いた体験型プログラムを得意とし、企業研修講師として10年超、累計10,000名以上・約300回の研修に登壇している。2025年にはロサンゼルスで即興演劇ワークショップを体感し、身体性と言語化困難の関係性について探究を深めた。
書籍の基本情報
本書は全324ページで、価格は1,870円(税込)。出版社は株式会社日本能率協会マネジメントセンターであり、ISBNは9784800594440である。第1章では「話せば伝わる」ことが本当に正しいのかを問い、第2章以降、大人がアウトプットできなくなる理由、上司の顔色を読む身体のメカニズム、固まった身体をほぐす方法、そして反応できる大人を取り戻すための非言語と即興の活用方法について段階的に学ぶことができる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000498.000082530.html