プラモデルができるまでが丸わかり「模型の裏側展」6月19日開幕


静岡のプラモデル産業を体験できる特別展示がスタート
静岡市駿河区の「駿府の工房 匠宿」では、2026年6月19日(金)~8月17日(月)まで特別展示「模型の裏側展」を開催する。日本国内におけるプラモデル出荷額が全国No.1で、国内シェアの86%を占める静岡市。本展示では、プラモデルが製品となって店頭に並び、人々の手にわたるまでの背景=裏側を、様々な切り口で紐解く。匠宿初となる大迫力インスタレーションを始め、模型メーカー各社に全面協力いただいた展示企画、期間限定の工芸体験や物販、ドリンクメニューの提供など、五感で楽しめるコンテンツを多数ご用意している。
「未完成だけど完成品」のモノがたり
コンセプトは「『未完成だけど完成品』ができるまでの、モノがたり。」である。パッケージされた部品を、組み立て説明書をもとに完成させるプラモデル。このような特殊なプロダクトがつくられるまでには、想像を超える「手仕事」の積み重ねがあった。製作の裏話や作り手のこだわり、静岡市でプラモデル産業が盛んになった理由まで。「模型の世界首都」だからこそ見せられる「裏側」を、映像・展示・体験・物販・飲食など様々な手法でコンテンツに。見て、知って、体験できる、社会科見学気分で楽しめる展示だ。
6Kパノラマで工場を体感するインスタレーション
いくつもの工程と多くの人の手を経て完成するプラモデル。工場や事務所に流れる空気感を、実際の製作現場で収録した音と映像を元に、インスタレーションとして再構築する。6Kパノラマ&超高性能音響機材で圧倒的没入体験をお届けする。会場では、通常の展示とは異なる3面マルチプロジェクション上映システムでの映像作品を展示。視界の270度すべてが映像で満たされるため、圧倒的な没入感と臨場感を匠宿にて体験できる。インスタレーションを担ったのは、今回の「模型の裏側展」に際して結成されたデジタルクリエイティブチーム。東京を中心に活躍するクリエイター4名によって、プラモデル愛を存分に発揮したプログラミング×映像×音響によるメディアアートが実現した。
貴重なアーカイブ資料と工芸体験
常設展示場では模型がつくられるまでの各工程を解説。プラモへのこだわり溢れる作り手の声も紹介される。原画や設計資料、普段は触れることのない端材・廃材など、本邦初公開の品も登場。また、株式会社タミヤ監修による「模型工房」での期間限定展示も予定されている。さらに、静岡を代表する模型メーカー3社にちなんだスペシャルな工芸体験も各種ご用意。タミヤのツインスターをあしらったお茶染め抜染ミニトート、アオシマロゴのステンシル体験、ハセガワのロゴマークが入った漆のタンブラー作りなど、この期間だけのスペシャルアイテムを自分の手でつくることができる。
グッズ販売と限定ドリンクも登場
施設内外のショップや施設で、模型関連の商品を販売。「静岡にまつわる題材」の模型キットの他、各メーカーオリジナルグッズも販売予定である。カフェ「HACHI & MITSU」では、静岡模型教材協同組合のロゴをイメージした青×赤配色の限定ドリンクが7月1日(水)から登場。ブルーハワイ風味のブルーカラーのドリンクに、バニラアイスクリームとさくらんぼをのせた夏らしく爽やかなドリンクだ。
江戸時代から続くものづくりの精神
タミヤ、青島文化教材社、ハセガワといった世界的な模型メーカーが本社を置き、周辺には金型、成形、印刷、箱詰めを担う中小企業が密に連携するサプライチェーンを構築している。この発展は決して偶然の産物ではなく、江戸時代初期に徳川家康によって全国各地から優秀な職人が多く招聘されたことから伝統工芸の職人技術が根付き培われてきたものづくりの素地、木材加工業を盛んにした豊かな自然と地形、清水港の物流機能など、様々な要素が絡み合って育まれてきた産業であり文化である。静岡市では、「模型の世界首都・静岡」のスローガンのもと、行政と模型業界が連携してプロモーション事業「ホビーのまち静岡推進事業」を展開している。約2ヶ月間にわたり、模型一色となる匠宿。この機会にぜひ足をお運びいただき、静岡のものづくりの新たな一面を見て・知って・感じて・体験して、その奥深さや本質的な価値を味わっていただきたい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000088159.html