倉敷青陵高校で探究支援、岡山大学がDXハイスクール展開


岡山大学が5年目の探究活動支援を実施
国立大学法人岡山大学は2026年5月27日、岡山県立倉敷青陵高等学校の「総合的な探究の時間」において、岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生・大学院生10人を派遣し、生徒の課題設定や活動計画に関する支援を行った。本取り組みは2022年度に開始し、今年度で5年目を迎えている。
生徒の主体的な学びを後押しする伴走支援
DS部の学生が生徒の探究活動に伴走し、問いの設定、情報収集、分析、発表準備など、それぞれの段階に応じた助言や支援を行うことで、生徒の主体的な学びを後押ししている。今回の訪問は今年度初回の実施となった。当日はまずDS部の活動紹介や、今後の相談・交流で活用するコミュニケーションツール「Slack」の使い方について説明が行われた。その後、生徒たちは自らの興味・関心のあるテーマについてワークショップ形式で検討を進め、DS部の学生と意見交換を行いながら、探究テーマの具体化に取り組んだ。
AIの影響について学ぶ講演会も開催
放課後の時間を活用し、学術研究院環境生命自然科学学域の野上保之教授による「AIは敵か、相棒か」をテーマとした講演会も実施された。生成AIをはじめとする先端技術が社会や学びに与える影響について、高校生にも分かりやすく紹介され、生徒たちは熱心に耳を傾けていた。次回の訪問は9月を予定しており、今後も継続的な支援を通じて、生徒の探究活動の質の向上と成長を支えていく。
支援の輪が広がり好循環が生まれている
倉敷青陵高校と岡山大学DS部の連携は、岡山大学が積極的に推進している「DXハイスクール」支援の原点ともいえる取り組みである。この継続的な実践を基盤として、現在では県内各地へと支援の輪が広がっている。初年度に支援を受けた高校生が、その後本学へ進学し、現在はDS部の一員として後輩高校生の探究活動を支援するなど、支援を受けた経験を次世代へ還元する好循環も生まれている。こうした姿は、岡山大学における探究支援と人材育成の成果を象徴するものとなっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004075.000072793.html