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藍染の新ブランド『THE TERROIR』が誕生、テロワールの概念で風土を表現

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報道発表
プレスリリースより

藍屋テロワールが新ライン『THE TERROIR』を発表

天然灰汁発酵建てによる藍染を栽培から染色まで一貫して手がける藍屋テロワール(広島県福山市、代表:藤井健太)は、新ライン『THE TERROIR(ザ・テロワール)』を2026年6月15日に公開する。新ロゴ、コーポレートサイト、新商品を同日公開し、6月にはドイツ・ベルリンで開催される展示会への出展および藍染ワークショップを予定している。

テロワール概念を藍染に取り入れる背景

2019年の創業以来、同社は日本の伝統技法である「天然灰汁発酵建て」による藍染を、藍の栽培から蒅造り、染色に至るまで一貫した生産体制で行ってきた。代表の藤井は徳島県で藍染に触れた際、その美しい藍の色に惹かれ、現在は広島県福山市の山間地域で藍を栽培し、蒅づくりから天然灰汁発酵建てによる染色までを一貫して行っている。

福山市は備後絣やデニム産業でも知られる地域であり、同社はこの地でアパレルに限らず建築やライフスタイルなど多領域のブランドと染色OEMや協業を重ねてきた。近年では発酵や農業、藍という素材に惹かれた国内外の学生や実践者がインターンや研修を希望して訪れるなど、藍を中心とした新たなコミュニティが生まれている。また、NOT A HOTELが編集する地域文化メディア『THE NEW JAPAN』でも取り上げられるなど、工芸の文脈だけではない受け取られ方も広がっている。

『THE TERROIR』の概念と意味

TERROIR(テロワール)とは、本来「その土地が持つ特徴や性格」を意味する言葉である。気候、水、土、そこに暮らす人々といったものが重なって、その土地にしか生まれない色や味が育まれる。『THE TERROIR』は、藍という素材を通して土地や人との関係性を探求する新たなラインであり、藍を「色」ではなく、その土地の風土や営みを映し出す存在として捉えている。

新ロゴマークに込められた思想

テロワールという概念は自然環境として語られることが多いが、同社は人の営みや時間の積み重ね、醸される歴史・文化も、その土地らしさをつくる要素だと考えている。新しいロゴマークには、土壌や水、人の営み、微生物の働きなど、さまざまな要素が自然発生的でありながらも必然であるかのように身を寄せ合い、目に見えない働きからその土地ならではの色が立ち上がっていく——そんな生命力と複雑さが込められている。

国際展開とベルリン展示会での発表

新ライン『THE TERROIR』の公開に合わせ、ドイツ・ベルリンにて展示販売および藍染ワークショップを開催する。2026年6月21日から23日まで、ベルリンで開催されるファッション・ライフスタイル展示会「THE UNION BERLIN SS2026」へ出展予定である。会場はKühlhaus Berlin(Luckenwalder Straße 3, 10963 Berlin Germany)。

これまで韓国やベルリンでの展示・ワークショップを通じて、異なる文化圏の人たちと藍を介した対話を続けてきた。今夏にはカナダで開催される展示会への参加も決定しており、8月にはトロント、9月にはバンクーバーでの出店を予定している。展示では『THE TERROIR』のプロダクト展示に加え、藍の栽培から蒅づくり、天然灰汁発酵建てによる染色までを一貫して行う同社の取り組みが紹介される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000118638.html