公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

応募数日本一の俳句コンテスト「第33回お〜いお茶新俳句大賞」結果発表

タグ
川柳・俳句・短歌・詩
俳句
公募ニュース
結果発表

第33回お〜いお茶新俳句大賞の結果が発表されました。

伊藤園のペットボトル飲料「お〜いお茶」のパッケージに掲載される本賞は認知度も高く、なんと俳句コンテストとしては応募数日本一! 第33回は194万6459句の応募がありました。

経験不問!小中学生の作品がトップ賞にも

早速、入賞作品を見ていきましょう!

 

文部科学大臣賞

雪がふる一つ一つに雪の神

小柳咲姫(10歳)

 制作意図 

この俳句は冬に雪をイメージしてつくりました。もともと雪が多い地域ではないのですが、珍しく雪が降り、校庭一面が真っ白になりました。そんな景色を見ながら、なぜ雪は空から降ってくるのか不思議に感じ、神様が宿っているのかなと思ったことを詠みました。

金子兜太賞

秋の夜獣になって走りけり

杉山結菜(15歳)

 制作意図 

コロナの影響を受けて2度延期になった修学旅行に、10月行くことができ、その時のことを詠みました。京都、奈良の二泊三日の旅の間友だちと一緒に行動でき、また宿泊先では、修学旅行に行けた歓びやそれまでの行動制限で我慢していたものが弾け、友人たちと廊下や部屋中をはしゃぎ回りました。その様子が、まるで周囲を気にしないで走り回る獣のようだったなあと思い返し「獣」と表現しました。とても楽しかったので、消灯後も走り回っていたため先生にも叱られましたが、それも良い思い出になりました。

以上、前回のトップ2賞は小学生と中学生の作品でした。子どもの視点ならではの繊細さや、若さゆえの衝動的な躍動が評価されています。

英語俳句やフォト俳句も楽しい

もちろん、学生以外の方も多く入選されていますよ! 続いて、各部門の大賞作品をご紹介します。「英語俳句の部」や、写真と俳句をセットで応募する「新俳句フォトの部」もあります。

 

小学生の部 大賞

中学生の部 大賞

高校生の部 大賞

一般の部A(40歳未満) 大賞

一般の部B(40歳以上) 大賞

英語俳句の部 大賞

新俳句フォトの部 大賞

お〜い、もう次の募集も始まっているよ!

応募数も多い一方、佳作特別賞までの2000点が「お~いお茶」シリーズパッケージに掲載される本賞。WEB、ハガキ、FAXで応募可能ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

また、特別企画として、俳句から音楽を作る「ミュージッ句プロジェクト」も開催中です。「ドキドキ」をテーマに俳句を募集し、プレバトなどでおなじみの俳人・夏井いつきさんが選句、眉村ちあきさんが楽曲化します。楽曲は、伊藤園が作成する連続WEBドラマの主題歌になるそうです。

あなたの俳句が、ペットボトルのパッケージに載ってスーパーやコンビニで販売されたり、楽曲になって放映されたり……。夢が広がります。

お〜い、そこのあなた! あなたの俳句、スポットライトを浴びるのを待っていますよ〜!

(募集開始)第34回お〜いお茶新俳句大賞

●賞:文部科学大臣賞1点=50万円

●締切:2023年2月28日(火)

(募集開始)伊藤園お~いお茶新俳句大賞特別企画「俳句でつくる!ミュージッ句プロジェクト」

●賞:特別賞2点=WEBドラマに採用

●締切:2022年11月25日(金)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:https://itoen-shinhaiku.jp/

コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。