ゆるキャラ? ゆるスポ?「ご当地ゆるスポーツアワード2022」
スポーツの秋にぴったり。誰でも挑戦できる、ユニークな公募をご紹介します!
一般社団法人世界ゆるスポーツ協会では、全国津々浦々、地域らしさを表現した「ご当地ゆるスポーツ」のアイデアを募集しています。エントリー締切は11月20日。ご当地ゆるスポーツアワード本大会は、12月18日にオンラインで開催予定です。グランプリには賞金20万円が贈られます。
「ゆるスポーツ」の時代、到来!
皆さんは最近、体を動かしていますか?
健康のためには少しでも体を動かすにこしたことはありません。けれども、時間がなかったり、運動が得意でなかったり、そもそも何をしたらいいのかわからなかったり……。そんな現代人の悩みを楽しく解決するのが「ゆるスポーツ」です。
主催者は「ゆるスポーツ」についてこう語っています。
ゆるスポーツ。それは、年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツ。超高齢社会でスポーツ弱者が多い日本だからこそ生み出せるみんなのスポーツ。
勝ったらうれしい、負けても楽しい。多様な楽しみ方が用意されているスポーツ。
足が遅くてもいい。背が低くてもいい。障がいがあっても大丈夫。
あなたのスポーツが、必ず見つかります。
(出典:一般社団法人世界ゆるスポーツ協会「コンセプト」https://yurusports.com/about)
誰だって得意不得意があるもの。子どもは難しいルールを覚えられませんし、高齢になれば体力は衰えます。怪我や病気など、先天的・後天的に障害がある人も。老若男女問わずゆるっと気軽に、多様に楽しめる、そんなスポーツの提唱が「ゆるスポーツ」です。
「ゆるスポーツ」の要は「勝ち負け」に限らず、「全体の楽しいの総和の最大化」とのこと。スポーツが苦手な人も活躍できます。
運動に苦手意識を持っていた人も、ちょっと興味が湧いてきませんか?
「アブウド採らず」や「タコヤキュー」が誕生
今回は「ゆるスポーツ」のなかでも「ご当地」がテーマです。
「くまもん」や「ふなっしー」など、ご当地を盛り上げる「ゆるキャラ」は、すっかりおなじみの存在になりました。スポーツでも土地らしさや文化を押しだして、地域全体で元気になっちゃいましょう!
前回開催された「ご当地ゆるスポーツアワード2019」は、コロナ禍前の開催でした。優勝を決める本大会の様子をご覧ください。
全国各地からさまざまなスポーツが提案され、実際に競技を楽しみながら審査を実施。
たとえば、大阪府の「タコヤキュー」は、大阪の名物・たこ焼きと野球、そしてコミュニケーションを組み合わせた競技。競技中に、たこ焼きのようにボールをひっくり返します。こちらは準優勝に選ばれました。
優勝したのはこちら!
富山県利賀村の「アブウド採らず」です。地域のお祭りで使用する音楽をかけ、敵味方関係なく全員が手拍子。「そーれっ!」と掛け声をかけあい、みんなが笑顔になりました。
審査には元・日本代表選手も
応募はWEBからエントリーする形式です。その内容で予選が行われ、通過者は本大会で「ご当地ゆるスポーツ」を発表します。今回の本大会は、コロナ禍の影響もありオンライン開催になる予定。観客の前で実演できないのは残念ですが、全国各地から参加しやすいメリットもありますね! どんな場所でも誰でも楽しめるという「ゆるスポーツ」らしいと言えるかもしれません。
審査員にも注目です! 「夢をかなえるゾウ」シリーズで知られる作家・水野敬也さんや、「パワフルカナ」で人気の元オリンピックバレーボール選手・大山加奈さん、おもちゃクリエーターの高橋晋平さんなど、実に多彩な方々が参加。体を動かすこと・楽しむことを、広い視野で審査してもらえそうです。
前回開催時も、地域の仲間や小学生グループなどさまざまな人から応募がありました。誰でも考えて、誰でも応募できて、誰でも楽しめてこそ「ゆるスポーツ」です。怪我のリスクが少なく、笑い声にあふれ、意外な人がヒーローになれる……そんな「みんなのための」競技を目指しましょう。
最も楽しく、地域に貢献するアイデアが期待される「ご当地ゆるスポーツ」。新たな「ゆるスポ」の誕生に、ワクワクが止まりません!
芦田みどり
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://yurusports.com/archives/11471
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