TCC賞審査委員長賞受賞、日本経済社のクリエイターが転職テーマで入選


TCC賞とは
東京コピーライターズクラブ(TCC)が主催する「TCC賞」は、優れた広告の制作者に贈られる賞であり、1962年の創設以来、日本を代表するクリエイティブアワードとして知られている。2026年度の一般部門では、応募総数4,028点の中からTCC審査委員長賞3点が選ばれた。審査は一般部門と新人部門に分かれており、業界を代表するコピーライターやCMプランナーの団体として活動している。
受賞作品とコンセプト
受賞作品は、株式会社マイナビのポスター広告「一度しかない人生ですから。」である。広告のコンセプトは「大きくなったら、お医者さんになりたいです。それから転職して、パティシエになりたいです。」という子どもの言葉を基盤としている。転職が当たり前になった現代において、子どもの将来の夢を複数持つことの価値を表現した作品であり、多様な職業観を肯定するメッセージが込められている。
受賞者の背景と想い
受賞者は、クリエイティブディレクター兼コピーライターの入江亮介と、アートディレクター兼デザイナーの小幡悠矢である。入江は自身の転職経験を背景に、転職という概念を肯定したいという長年の想いが作品に反映されていると述べている。また、小幡は絶妙なリアリティを表現するため、過度な演出を加えず、小学校受験の面接シーンをそのまま切り取ったような画作りを意識したと語っている。二人のコラボレーションが、審査委員長である三島邦彦氏に評価された。
受賞者のキャリア
入江亮介は名古屋生まれ、岐阜育ち。明治大学経営学部卒業後、名古屋の広告代理店を経てクリエイティブエージェンシーCCレマンでコピーライターキャリアをスタートした。2024年にはNPO法人HIKIDASHIのシリーズポスター「性教育は、防犯教育です。」でTCC新人賞とOCC賞を受賞している。現在は日本経済社クリエイティブ局第1部に所属し、T&Dホールディングス、EDWIN、三菱商事、ミカサなど幅広いクライアントの広告制作に携わっている。
小幡悠矢は2000年生まれ、京都府出身。大学でグラフィック、プロダクト、服飾、建築など幅広いデザイン領域を学んだ後、2022年に日本経済社に入社した。BtoB広告を中心に、日本HP、丸永製菓、EDWIN、JSOLなどのアートディレクションおよびデザインを手がけている。朝日広告賞やGraphics(USA)などの受賞歴を持つ。
日本経済社の今後
受賞を通じて、日本経済社は企業と社会を繋ぐコミュニケーション支援における貢献をより一層強化していく方針である。日本経済新聞社グループの中核広告会社として、BtoBをはじめとしたコーポレート・コミュニケーションやブランディング、マーケティング領域での戦略立案に強みを持ち、クライアントの様々なコミュニケーション課題に対して先進的で最適なソリューション提供を実現していく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000019962.html