ペットボトルキャップ約1,000個が、花を育てる鉢になった。国際水準の花の祭典「Fukuoka Flower Show 2026」で約30人がアップサイクルを体験
九州探検隊(株式会社博多大丸)とのコラボで実現。廃プラスチックから生まれたオリジナルフラワーポットに、佐賀・七山のビオラを植える-サーキュラーエコノミーを「花」で体感した5日間

自分でアップサイクルしたフラワーポットに観葉植物を植え、誇らしげに手にする来場者
NPO法人 唐津Farm&Foodは、2026年3月22日(日)、福岡市植物園で開催されたFukuoka Flower Show 2026(主催:一人一花推進事業実行委員会)にて、九州探検隊(株式会社博多大丸)とのコラボレーションによるPrecious Plasticワークショップを実施しました。
集められたペットボトルキャップ約1,000個を加熱・成形してオリジナルフラワーポットを制作。佐賀市の第一園芸センターの観葉植物や、唐津市七山のクレマーファクトリーのビオラを植える体験を提供し、約30名の来場者が参加しました。「自分でアップサイクルした鉢に植えられて嬉しい」--そんな声が会場に広がりました。

Fukuoka Flower Show 2026とは
Fukuoka Flower Show 2026は、イギリスの伝統ある国際ガーデンショーを参考に福岡市が推進する「一人一花運動」の一環として開催された、国際水準のフラワーイベントです。会場は福岡市植物園(福岡市中央区小笹5丁目1-1)で、2026年3月22日~26日の5日間にわたり、国際水準のガーデンコンテスト、花装飾展示、物販・グルメなど多彩なコンテンツが展開されました。
この花の祭典に、佐賀・唐津からサーキュラーエコノミーという新しい視点が加わりました。
https://fukuokaflowershow.com/

廃ペットボトルキャップから生まれたマーブル模様のフラワーポット。唐津市七山・クレマーファクトリーのビオラを植えて展示
アップサイクルとは、廃棄物に新たな価値を付加して再生する取り組みです。サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、廃棄物をなくし資源を循環させる経済モデルのことを指します。
今回使用したペットボトルキャップ約1,000個は、地域から集めたもの。Precious Plastic(プレシャスプラスチック)技術を用いて加熱・成形することで、マーブル模様の美しいオリジナルフラワーポットとして生まれ変わりました。廃プラスチックが緑を育てる器になる-この小さな循環を、国際水準の花の祭典の中で体感してもらう機会となりました。

ペットボトルキャップを機械に投入する子ども。約1,000個のキャップが美しいフラワーポットへと生まれ変わった

型から取り出したばかりのフラワーポットに目を輝かせる親子。「自分でアップサイクルした鉢に植えられて嬉しい」という声が会場に広がった

アップサイクルフラワーポットに観葉植物を植える体験。廃プラスチックが緑を育てる器になる瞬間
「自分でアップサイクルした鉢に植えられて嬉しい」
ワークショップでは子どもから大人まで約30名が参加。キャップを機械に投入し、熱で溶かして成形する工程から体験した参加者からは「自分でアップサイクルした鉢に植えられて嬉しい」という声が上がりました。
自分の手でゴミをよみがえらせ、そこに命を植える-このひとつながりの体験が、環境問題を「自分ごと」として捉えるきっかけになっています。
会場では「こんなに綺麗になるの?」「子どもが夢中になっていた」など、廃プラスチックの変容に驚く声が多く聞かれました。なかでも唐津市七山・クレマーファクトリーのビオラを植えたフラワーポットは特に人気を集め、「欲しい!」という声が相次ぎました。
「花の祭典の中でサーキュラーエコノミーを体験していただける機会をいただきました。廃プラスチックが美しいフラワーポットに生まれ変わる瞬間を、多くの方に感じていただけたと思います」(NPO法人唐津Farm&Food )

九州探検隊(株式会社博多大丸)とのコラボレーションで実現したFukuoka Flower Show 2026 メンバーシップブース
地域をつなぐコラボレーション
唐津Farm&Food(佐賀県唐津市)がPrecious Plastic技術によるフラワーポット制作を担当。九州探検隊(株式会社博多大丸)がFukuoka Flower Show 2026でのブース出展の場を提供。第一園芸センター(佐賀市) の観葉植物とクレマーファクトリー(唐津市七山) のビオラが「植える体験」を彩りました。
廃プラスチックの再生から植物を育てる体験まで、佐賀と福岡が連携して「循環」を形にしたコラボレーションとなりました。

Fukuoka Flower Show 2026のブースで記念撮影する親子。5日間で多くの家族連れが立ち寄った
Precious Plasticとは
Precious Plasticは、オランダ発のオープンソースプロジェクトで、廃プラスチックをリサイクルするための機械設計データを世界中に無償公開しています。唐津Farm&Foodは佐賀県唐津市を拠点に、この技術を活用したアップサイクル製品の制作・環境教育ワークショップを実施。これまでに累計11,241人がプラスチックリサイクル体験に参加しています。

団体概要
団体名:NPO法人 唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)
代表者:代表理事 濱口のぞみ
設立:2020年11月
活動内容:生物多様性保全、環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミー推進、ネイチャーポジティブ 所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22
公式サイト:https://karatsu-f-f.com
Instagram:https://www.instagram.com/preciousplastic_karatsu/
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