AI活用のビジネス本であり、同時にAIの技術書でもある一冊『「強いAI」によるAIファーストの実現』が発売

2025/01/27 10:30

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン（本社：東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員：谷口奈緒美）は2025年1月26日に『「強いAI」によるAIファーストの実現』（鹿子木宏明著）を刊行しました。

AI技術の進化がビジネスや社会に革命を起こすなか、業種・業態にかかわらず、すべての企業でAI活用の未来を見据えたビジネス戦略の必要性が高まっています。

本書は、人間の脳とAIの関係性を紐解きながら、AI技術とビジネス戦略を融合させた新たな指針を提示する一冊です。AIファーストを実現するための具体的なアプローチや、「強いAI」の候補技術について詳しく解説し、AIがビジネスの実業を広範囲で解決する未来を描いています。

■本書の全体像と章ごとのポイント

本書の第1章と第2章では、生物および人間の脳が何を目指して進化したのかを紐解き、普段人間が何気なく行っているタスクと人間の脳の機能の関係を示します。これはビジネスでの幅広い実業をAIに行わせる時のAI技術の方向性を決めるものです。

第3章では、日本ではほとんど注目されていないAIファーストと呼ばれる欧米企業の壮大なビジョンとビジネス戦略を紹介し、その実現に必要なAI技術を考察。第4章は、AIファーストを実現するであろう2つの強いAIを紹介するとともに解説します。

第5章は、第4章で取り上げた2つのAIと、AIファースト実現のためのAIの必要要件における技術の差異を考察。最終章ではAIファーストを実現するための最後のミッシングピースについて述べます。

AI活用を模索する経営者や技術者にとって、実践的かつ示唆に富む内容が詰まっています。

■こんな方におすすめです
- 少子高齢化による人材不足や技術継承など、喫緊の課題にAIが使えないかと考えている製造業の経営者やDX担当者
- 新たなビジネスフレームワークを模索している企業の担当者
- 汎用性AIに興味のある人々
- AIの研究者やAIについて学んでいる学生

書籍概要
【目次】
はじめに
第1章人間の脳とAI
第2章　高度な人間の脳とA
第3章　AIファーストカンパニーと実現のアプローチ
第4章　強いAIの２つの候補
第5章　強いAIと人間の脳
第6章　強いAIによるAIファーストを目指して
あとがき

【著者情報】
鹿子木宏明（かのこぎ・ひろあき）
東京大学大学院で博士（理学）を取得後、1996年にマイクロソフト入社。機械学習アプリケーションの開発等に携わる。2007年10月横河電機入社。プラントを含む製造現場へのAIの開発、適用、製品化等を手掛ける。強化学習（アルゴリズム FKDPP）の開発者の一人。2022年7月より横河デジタル株式会社代表取締役社長。著書に『プラスサムゲーム』（ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023）。

【書籍情報】