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公募ガイド編集部(友)

Kouboメルマガvol.174「物語が持つ力」 こんにちは。 公募ガイド編集部の(友)です。 東京ではやっと桜が咲き始め、 毎年周辺の桜よりはやく咲く 会社裏のしだれ桜は満開を迎えました。 今年は遅い春ですね。 ところでみなさんは、 何かを買うときにどんな基準で選んでいますか? 私は最近、とにかくファッションリングが欲しくて、 暇さえあれば「これ!」というものがないか 探しています。 ファッションリングはピンキリなので、 1つ数百円のものもあったり、 そういうものは指のサイズの号数も 豊富だったりするので、 まずはそういうものを買っていました。 いろいろ試していると、 「ちょっといいもの」が欲しくなり、 そうすると何百円かで買えるものより、 吟味するポイントが増えていきます。 デザインとか、素材とか、ブランドとか、 それらを総合して見たときの値段に納得がいくか、とか。 結局私が最初に買った「ちょっといいもの」の 買うと決めたポイントは、 その商品につけられた名前と、 商品紹介にあったそのリングが背負う「物語」でした。 これはこういう意図を持たせたデザインで、 これを身につけることで こういう風に感じてほしい、とか。 ネイルが好きな人には 伝わりそうな気がするのですが、 マニキュアは比較的どのメーカーも 色に変わった名前を付けていることが多く、 それも物語を感じられてとても素敵なのです。 そんなこんなで、 たぶんその「物語」がなければ (私にはフェミニンすぎるかなぁ) (しかも想定していたより高い。 マジで3倍は高い) とスルーしていたであろう 「ちょっといいもの」を買うに至りました。 デザインや、値段を吹き飛ばすってすごい。 私がまんまとブランドの売り方戦略に ハマったというだけのことなのですが、 そのリングが纏う「物語」を身につけていると思うと 本当に気分が明るくなります。 なんなら、自分の人生がちょっと素敵になった 気すらしてくる。 だからそれでいいし、 ファッションがもたらすことの一つは まさにこうやって身につける人の気分を 明るくすることなんだろうと思うのです。 次は何を買おうかなぁ。 今回はこの辺で。 みなさま、今日も明日もあさっても、 素敵な公募・創作ライフを~!! ――INDEX――――――――― (1)メルマガ企画 編集部(友)の「とったるぞ、●●賞!」 (2)告知 文学フリマ東京38 公募ガイド、初出店が決定! (3)告知 公募ガイド公式note 開設しました! (4)おすすめ記事5選! 編集部(友)が選ぶ 特集「バックナンバー」 作家インタビュー編 ――お知らせ――――――――― 【「公募ガイド2024年春号」4月9日発売!】 ◎特集「仲間と仕事をよぶ! 小説ポートフォリオのススメ」 春号では、「小説ポートフォリオ」のつくり方を大特集! 誰もが「待ち」ではなく「発信」をしていく時代となったいま、 小説にもポートフォリオが必要かも!? ポートフォリオとは、これまで書いてきた作品や 実績をまとめた、名刺や履歴書のようなもの。 イラストや写真などの分野では仕事を得るために つくるのが一般的です。 「でも、小説でポートフォリオって何を書けばいいの?」 「もっとたくさんの人に小説を読んでほしい!」 「できれば仕事につなげるには?」 ……などなどの疑問も、目的別の活用法や具体的な構成要素を 実際の小説ポートフォリオを紹介しながら徹底解説! 仲間がほしい人から仕事につなげたい人まで、 自分にぴったりの「小説ポートフォリオ」をつくる手引きを お届けします! さらに、スペシャルインタビューは、2本立て! 1人目は、「自ら発信する時代」のまさに先頭を行く、 『小説家になって億を稼ごう』の著者、小説家の松岡圭祐さん。 公募以外でプロになるにはどう自分を売り込むか、 デビューしてからの印税交渉などについても伺いました。 2人目は、MBSドラマ特区枠にて実写ドラマ化された 『シンデレラ・コンプレックス』の漫画原作者・井上里彩子さん。 実際に活用しているポートフォリオを拝見しながら、 今でも続けている売り込み方法を聞きました。 ◎連載 ・W選考委員版小説でもどうぞ 第8回選考会 高橋源一郎さん×中村文則さん 第9回募集開始 高橋源一郎さん×江國香織さん ・中村航選「プロットだけ大賞」 ・せきしろの自由律俳句添削 https://koubo.jp/magazine/latest ■X(旧Twitter):@kouboguide ■Instagram:@kouboguide_mama 雑誌、WEB、SNSのご意見、ご感想、 創作にまつわる疑問は下記まで。 club@koubo.co.jp ////////////////////////////////// メルマガ企画 編集部(友)の「とったるぞ、●●賞!」 ////////////////////////////////// 第10回となる今回は、 賞を目指すみなさんの 「これぞ、私。の3作品」を募集しました。 これぞ、私。という作品を3つ、 この作品が私をつくった、でも、私の人生に欠かせない、 でも可。 ①これぞ、私。という作品、その1 ②これぞ、私。という作品、その2 ③これぞ、私。という作品、その3 さらに今回も、 ④「お題とかどうでもいいから、ちょっと聞いてよ」 という、なんでもいいから聞いてほしい愚痴、自慢、ぼやきも募集。 今回はぜひみなさまにご紹介したく、 ベスト回答を④から選ばせていただきました! 【ベスト回答】 ☆④ 時間って有限なんですね。 初めて知りました。 来月から新しく用事が入ります。 それまで、ずっと時間はありました。 もっと公募に宛てておけば良かった。 九月一日が近づいてから、宿題を片付け始める生徒でした。 一月十七日から、取り憑かれたように応募し続けました。 この二ヶ月半は目まぐるしく、しかし楽しかったです。 「何かを目指すとき、 人は何かになってから本当の自分の人生が始まると思いがちです。 でも、目指している間もあなたのかけがえのない人生なので、 どうか楽しんでほしい、と思います。」 中村文則さんの言葉です。 それまではやりたいことをやらず、 半ば修行のように公募に送る日々を、過ごしていました。 文字通り日々が「過ぎて」しまい、抜け殻のようでした。 この言葉が腑に落ちてから、公募そのものも楽しくなりました。 ありがとうございます。 心理学者ロバート・ボイスによると、 1日のうち執筆に割く時間が「少ない」人の方が、 学者として結果を残します。 やり過ぎると燃え尽きてしまいます。 時間は有限です。 それを自覚した上で、毎日少しずつ公募に使いたい、 と思いました。 今は楽しい。 天海楓(21歳/埼玉県) 創作・公募をしている人にとっては 胸にグサグサくるほどに 身に覚えのある感覚ではないでしょうか。 とはいえ、投稿主さん、めっちゃお若くて ビックリしました。 こういったことに早く気づけたことは、 あまりにも幸運だと思います。 ぜひその気持ちを大切に、 自分にとって重要だと思えることをしっかり見極め、 それらを目一杯大切にする時間を 重ねていってください。 【次点回答】 ☆ ①ドラマ「男たちの旅路」 脚本家というものにあこがれるきっかけになった作品。 山田太一さんは、永遠の目標です。 ②ドラマ「早春スケッチブック」 どうしたらこんな素晴らしい脚本が書けるのだろうと不思議に思った。 山田太一さんは永遠です。 ③ドラマ「獅子の時代」 大河ドラマの中ではヒットしなかった方だと思いますが、 いつまでも色あせない素晴らしい作品です。 どらまにあ(60歳/京都府) 私も、「早春スケッチブック」のシナリオ本を読み、 人間を描くとは、こういうことなのか……!! と震えたものです。 こういう作品が書ける人間になりたいものです。 ☆ ①公募ファンクラブ「笑撃のセリフ」 ②公募ファンクラブ「千人爆笑」 ③公募ファンクラブ「五、七ゴー、ゴー!!」 ④「公募ファンクラブ」の上記三つに同時入選して、 公募界の「トリプルクラウン」を達成したい! 初音みっく(51歳/大阪府) ぜひ達成してください!!!!! こんなにも企画を楽しんでいただけて うれしい限りです。 ■―――――――――― 次回の投稿企画は 編集部エビスの大喜利(第11回)です。 お題は 「行きつけの美容院が動物園の中にあるそうですね。 何か困ったことはありますか?」 ベストな投稿をいただいた方には ちょっとした粗品を進呈します。 ↓詳細はこちら https://koubo.jp/contest/233142 ////////////////////////////////// 文学フリマ東京38 公募ガイド、初出店が決定! ///////////////////////////////// 文学作品の展示即売会、「文学フリマ」。 公募ガイド読者にも出店している人が多いであろう イベントに、公募ガイドの初出店が決まりました! 4月9日発売予定の最新号の販売に加え、 みなさんに楽しんでいただけるものを 配布できるよう計画中! イベント名:文学フリマ東京38 開催日程:2024/5/19(日) 12:00~17:00 会場:東京流通センター 第一展示場・第二展示場 ※続報をお待ちください //////////////////////////////////////// Koubo|公募ガイド社 公式note 開設しました! //////////////////////////////////////// この春、公募ガイド社はnoteに公式ページを開設。 Kouboに掲載している 創作ハウツー・受賞のコツなどのコンテンツを 更新していく予定です。 noteにアカウントをお持ちの方は ぜひフォローしてお楽しみください! ↓公式noteはこちら https://note.com/kouboguide/ //////////////////////////////////////// おすすめ記事5選! 編集部(友)が選ぶ 特集「バックナンバー」 作家インタビュー編 //////////////////////////////////////// 雑誌「公募ガイド」の過去の特集を記事として公開中! さまざまな創作ノウハウだけでなく、 雑誌でしか読めなかった作家のインタビューも掲載中。 「公募ガイド2013年2月号」より ◆作家を目指す君に1: 自分が一つのジャンルになる(石田衣良さんインタビュー) https://koubo.jp/article/26072 「公募ガイド2020年12月号」より ◆創作スキルでプチ稼ぎ!4: 小説を書くための実践アドバイス1(三浦しをんさんインタビュー) https://koubo.jp/article/26903 「公募ガイド2017年6月号」より ◆作家修業の場を持つ5: 作家修業時代と山村教室(森村誠一さんインタビュー) https://koubo.jp/article/26669 「公募ガイド2020年9月号」より ◆3日間で書ける!小説講座5: まずは10枚を書いて面白くしていく(はやみねかおるさんインタビュー) https://koubo.jp/article/26999 「公募ガイド2015年1月号」より ◆『僕は小説が書けない』すべての君へ4: 著者・中村航×中田永一インタビュー https://koubo.jp/article/26800 #メルマガバックナンバー

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