推敲についてですが、私は5~6回推敲してもまだ誤字脱字してる自信があります。(どんな自信だ)。事実エブリスタの投稿作では、ゆうぞうさんやKaraiさんに何度も誤字脱字を指摘してもらってます(笑)。当然何度も推敲している作品でです。読書量も全然足りませんが、文章を読むこと自体が苦手なのです。
皆さんは、推敲を何回というふうに数えますが、自分の場合、数える感じではないです。まず一度最後まで書いても、だいたい文字数オーバーですから、削る作業から始めますが、これは推敲に入るのでしょうか。あと、「私」を「俺」に変更したり、漢字をひらがなに変えたりするとき、一度全体的にチェックするわけですが、これは完全に全部読み直すわけではないので、1回には数えないけどそこそこ時間がかかります。
いわゆる「1回目の推敲」では、直すところが多すぎて、なかなか最後までたどり着かず、また初めから読み返したりするので、冒頭の文章だけは何回も読み返します。直して直してやっと最後までたどり着く感じです。あと、最後のオチの文章を何度も直すことがあります。これはけっこう時間がかかったりしますが、最後の文章しか読み返さないので1回にカウント出来ません。
文章を書くことは、デッサンと似ているなと、よく思います。私はデッサン力がないので、形をうまくとらえられないし、思ったような線が一回で引けないし、正しい線がわからなかったりします。文章も、漠然とイメージするような内容が具体的に書けないし、書いてみると変だと思って何度も直すのです。そして正解がわかりません。
文章を書くのは本当に難しいですね。書くのは好きだけど、作品として読ませる文章は本当に難しいです。