プロが審査! 川柳公募 ~ちょっと本気で挑戦編~(1/2)
季語が不要な川柳は、楽しく読めて挑戦しやすいので、町おこしや商品の販促としてたくさんのコンテストが開かれています。ただ、川柳の面白さにハマりだした人の中には「プロに審査してもらいたい」「うまくなるためのステップにしたい」という方もいるかもしれません。
今回は、川柳家をはじめとする「プロ」が審査する川柳公募を特集しました。「本気め」とはいえ、誰でも応募可能です。思いきって挑戦しましょう!
※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。
川柳仲間が見つかるかも としま川柳誌上大会
東京池袋川柳会が主催する川柳大会。東京だけでなく、青森や大阪在住の川柳家たち7人が審査にあたります。2024年大会の題は「街」「創る」「刺激」「伝統」「仮面」「キネマ」「乗る」の7つ。今回から東京都知事賞も設けられました。興味がある方は会員になり、句会に参加してみるのもオススメ。インターネット上や誌上でも定期的に句会を開催されているようです。
川柳・短歌・俳句
2024としま川柳誌上大会
東京池袋川柳会では第21回誌上大会を2024としま川柳誌上大会として昨年に続き開催いたします。今回は例年の後援に加え東京都知事賞が加わり更にパワーアップした大会になると期待しております。
2024年02月29日(木) 締切
賞金三万円/賞状/記念品
商店街のお客さんに見てもらえる 京町川柳大賞
2ヶ月ごとに開催されている川柳公募。入賞作品は、WEBサイトのほか、福岡県北九州市にある京町銀天街のアーケードに展示されます。もちろん、居住地問わず応募可能です。最優秀賞は県内から1人、県外から1人選出されます。川柳句会セブンティーン主宰の浮世川柳家・お鶴(おつう)さんが選考に参加。テーマは不問。身近なことを詠むのが◎です。
NHK関西が主催 ぼやき川柳
NHK関西のラジオ番組「関西発ラジオ深夜便」内の川柳コーナー。「川柳は、目で見てまた耳で聞いて、楽しむ文芸でもあります。『リズム良く』ということも考えながら句作して下さい」と、選者を務める川柳家・大西泰世さんは語ります。週替わりのお題をチェックして、思ったこと・感じたこと・ぼやきを17音にしましょう。ラジオはインターネット上の配信でも聴くことが可能です。
ローカルなのに本格派 みえDE川柳
こちらは、NHK津放送局のラジオ番組の川柳コーナー。毎月お題が変わります。三重県川柳連盟に所属する川柳家のみなさんが選者を務めている本格派公募です。ラジオの放送は三重県限定ですが、三重県外在住の方でも、放送終了後から一定期間はインターネット配信サービス「らじる・らじる」で視聴できるのが嬉しいポイント。川柳人気がより高まれば、NHK俳句やNHK短歌のように全国放送になるかもしれませんね。