Z世代が選ぶ2024年トレンド!「○○界隈」文化が席巻、JC・JK流行語大賞ノミネート50語が明らかに
Z世代のトレンドを的確に捉えることで知られる「JC・JK流行語大賞2024」のノミネート50語が発表された。
今回の特徴として浮かび上がってきたのは、日常のあらゆる場面を「○○界隈」として切り取る新しい表現文化の台頭である。「当たり前界隈」「自然界隈」「ママ界隈」といった、日常生活の中で起こる出来事をミーム化し、新たな価値を生み出す現象が顕著になっている。また、SNSで話題となった楽曲「お金稼ぐ私はスター」「かわいいだけじゃだめですか?」などの歌詞がそのまま流行語として定着する"バズり音源流行語化"も、今年の特徴的なトレンドとして挙げられている。
ノミネート作品には、「松本まりかチャレンジ」「seju顔」といったSNSを中心に広がった個性的な表現や、「バーンアウェイケーキ」「三角チョコパイ」など、食に関連する言葉も多く選出された。これらの選考には、約100名の女子中高生からなるマーケティング集団「JCJK調査隊」が関わっており、Instagramの投稿データ解析も活用されている。
2017年から続く本アワードは、SNSでのインプレッション数が公開1日で1.9億回を記録するなど、若者の声を反映する重要な指標として注目を集めている。年間大賞の結果と詳しい用語説明は、12月2日に発表される予定だ。