音の未来を担う若手クリエイター集結!ReC♪ST音楽録音コンテスト2024、尚美学園大の川上茉莉さんが最優秀賞に輝く
12月6日の「音の日」を記念して開催される「ReC♪ST(レックスタ)学生の制作する音楽録音作品コンテスト」の第10回受賞者が発表された。一般社団法人日本オーディオ協会が主催する本コンテストでは、プロを目指す学生たちの作品を企画力、録音技術力、音楽性などの観点から総合的に評価している。
今回の最優秀賞には尚美学園大学の川上茉莉さんが選出された。優秀賞には名古屋芸術大学の中村颯汰さんが、優秀企画制作賞にはHAL東京の吾郷友聖さんと名古屋芸術大学の日比奏妙さんが選ばれた。また、優秀録音技術賞には尚美学園大学の錦織百加さんが輝いている。奨励賞には、HAL東京の小松美咲さん、九州大学大学院の田中晴野さん、東京藝術大学の森内慎之助さんが選出された。
このコンテストは、音楽録音業界における若手クリエイターの登竜門として高い評価を受けており、過去の受賞者の多くが現在、業界の第一線で活躍している。2023年からは「ReC♪ST」という親しみやすい愛称を採用し、より多くの学生たちが参加しやすい環境づくりを進めている。
「音の日」は、1877年12月6日にトーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機を完成させた日にちなんで制定された。日本オーディオ協会では、この日を記念して「日本プロ音楽録音賞」の表彰式や「音の匠」の顕彰式など、音楽・音響技術の発展を促進するための様々な啓発活動を展開している。