秩父で「令和の文豪」を発掘!2025年6月に初開催される「秩父文学祭」の全貌
埼玉県秩父市の魅力を新たな角度から発信する試みが始まる。2025年6月、秩父市、西武リアルティソリューションズ、日本大学芸術学部が連携し、「秩父文学祭」を初開催する。この文学祭は、秩父の観光資源を活用しつつ、「令和の文豪」の発掘を目指す新しい取り組みだ。
文学祭の目玉は「秩父短編文学賞」の設立だ。池袋駅から西武秩父駅までの所要時間にちなみ、約77分で読める短編小説を募集する。応募作品は日本大学芸術学部文芸学科の学生による一次審査を経て、著名な作家たちが最終審査を行う。
募集期間は2025年2月1日から3月31日まで。年齢、性別、国籍、プロ・アマを問わず、誰でも応募可能だ。ただし、作品は未発表のものに限られる。テーマは自由で、4万字以内という制限がある。
さらに、2025年6月22日には秩父宮記念市民会館で受賞作品の表彰式と朗読会が開催される。注目すべきは、人気俳優の梅津瑞樹が朗読を担当することだ。梅津は舞台『刀剣乱舞』シリーズや「チェンソーマン」ザ・ステージなどで知られる実力派俳優で、作家としての顔も持つ。その多彩な才能を生かした朗読は、文学祭に華を添えること間違いない。
「秩父文学祭」は、レトロな街並みや四季折々の景色、古民家をリノベーションした宿泊施設など、秩父の魅力を存分に活かしたイベントとなる。文学を通じて秩父の新たな魅力を発見し、地域の活性化につなげる狙いがある。
公式サイトやSNSでの情報発信は2024年12月16日から開始予定。文学ファンはもちろん、秩父の魅力に触れたい人にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000103822.html