高級車メーカーのベントレーが、世界的タトゥーアーティスト キース・バンバン・マッカーディ氏とのコラボレーションで、驚きの新車を発表した。この革新的な車両は、特定の光によってデザインが変化する「Magic Ink」を使用しており、まさに走る芸術作品と呼ぶにふさわしい。

マイアミ・アート・ウィーク2024で初披露されたこのコラボレーションカーは、バンバン氏が開発した「Magic Ink」技術を車体に応用。光を浴びるたびに表情を変える独特なデザインは、技術と芸術の融合を見事に体現している。ベントレーのラグジュアリーな車体をキャンバスに、バンバン氏の卓越した才能が結実した一台だ。

ベントレーアメリカズの社長兼CEOであるマイク・ロッコ氏は、「今回のバンバン氏とのコラボレーションは、芸術性と独創性が調和し、特注ラグジュアリーの新しい可能性を切り拓く試みを表現しています」とコメント。このプロジェクトが、ベントレーのクラフツマンシップとカスタマイズの真髄を体現していることを強調した。

採用されたモデルは、ベントレーの卓越した技術が詰まったベンテイガ EWB。ボンネットには精巧なテッセレーションパターンが施され、側面には水滴が広がるようなリップルパターンが描かれている。さらに、ブラックライトを当てると、ダイナミックなアートワークが浮かび上がるという驚きの仕掛けも。

このコラボレーションは、単なるカスタマイズを超えた新たな可能性を示している。2025年には、個々の物語や思い出を車に宿した唯一無二のベントレーが登場予定だ。大切な記憶やアイデンティティをデザインに織り込み、"走るアート"という新たな体験を提案する。高級車の概念を覆す、この革新的なプロジェクトに、世界中から熱い視線が注がれている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000082456.html