スポーツ界が結束!使い捨てプラ削減で8,000以上の宣言を集めた「HEROs PLEDGE」キャンペーンの衝撃
スポーツ界が環境問題に本気で取り組む時代が到来した。日本財団が主導する「HEROs PLEDGE」プロジェクトの一環として開催された「HEROs PLEDGE一斉アクションキャンペーン2024秋」が、予想を上回る反響を呼んでいる。
このキャンペーンは、Jリーグ、B.LEAGUE、リーグワンなど14の団体が参加し、10月26日から12月8日までの約6週間にわたって展開された。各団体は試合会場で様々な使い捨てプラスチック削減施策を実施。ファンやサポーターに対して、環境問題への意識を高め、具体的なアクションを起こすよう呼びかけた。
特筆すべきは、延べ23日間の取り組みで8,000以上のPLEDGE(宣言)が集まったことだ。これは、多くのスポーツファンが環境問題に対して高い関心を持ち、行動を起こす準備ができていることを示している。
各チームの取り組みも注目に値する。例えば、横浜F・マリノスは水曜夜の試合でウォーターサーバーを設置し、マイボトルへの無料給水を実施。ヴァンフォーレ甲府は地元の水「甲府の水」を提供し、リユース食器の使用範囲を拡大。浦和レッズはオリジナルエコバッグを配布し、わずか1時間半で1,000個が完売するなど、各チームが創意工夫を凝らした施策を展開した。
さらに、プレッジ登録数やSNS投稿数を競うコンテストも同時開催され、浦和レッドダイヤモンズが3,337の宣言を集めて優勝。ヴァンフォーレ甲府、横浜F・マリノスがそれに続いた。この結果は、各チームのファンの環境意識の高さと、チームの呼びかけ力を如実に示している。
「HEROs PLEDGE」プロジェクトは、2027年度末までに主要スポーツの興行での使い捨てプラスチックごみの半減を目指している。今回のキャンペーンの成功は、この目標達成に向けた大きな一歩となったと言えるだろう。
スポーツには人々を動かす力がある。今回のキャンペーンは、その力を社会課題の解決に向けて活用できることを証明した。次回は2025年春の開催が予定されており、さらなる盛り上がりが期待される。スポーツを通じて環境問題に取り組むこの新しい潮流が、今後どのように発展していくのか、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000123524.html