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高島屋文化基金が新進気鋭のアーティスト3名と3団体を支援!美術界に新風を吹き込む

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
タイトル:(左)MRI SM20110908(右)MRI SM20121122/制作年:(左)2016年~(右)2021年          (プレスリリースより)

高島屋が運営する公益信託タカシマヤ文化基金が、2024年度の受賞者と助成先を発表した。今回で35回目を迎える同基金は、新鋭作家や美術文化の振興に寄与する団体への支援を行っており、今年も注目の結果となった。

タカシマヤ美術賞には、テキスタイルアーティストの宮田彩加氏、現代美術家の鈴木ヒラク氏、そして同じく現代美術家の持田敦子氏の3名が選出された。各受賞者には200万円の助成金が贈られる。

宮田氏は、独自の刺繍技法で鮮やかな色彩表現を追求し、国内外で高い評価を得ている。鈴木氏は、ドローイングの領域を拡張し続ける多才な表現者として知られる。持田氏は、既存の空間に斬新な介入を行うインスタレーション作品で注目を集めている。

団体助成では、名古屋市美術館、宇都宮美術館、デザイン史学研究会の3団体が選ばれ、合計195.5万円の助成金が贈られることとなった。各団体は、美術資料の調査・保存や、シンポジウムの開催など、独自の文化事業を展開する予定だ。

高島屋文化基金は1990年の設立以来、94名の作家と75団体を支援してきた。美術界の未来を担う才能の発掘と育成に大きな役割を果たしており、今回の受賞者・助成先の今後の活躍が期待される。

贈呈式は2025年1月27日に開催予定。美術ファンはもちろん、文化振興に関心のある方々にとって、今回の発表は大きな注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000916.000069859.html