公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

大阪の芸術魂が交差!コシノヒロコと西畠靖和が紡ぐ「はじまりの色」展、大丸心斎橋店で開催中

タグ
アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
▲1階中央ステージ(プレスリリースより)

大阪の街に、芸術の新たな波が押し寄せている。大丸心斎橋店が2026年の開業300周年に向けて企画した「はじまりの色 THE COLOR OF BEGINNINGS」が、8月1日まで開催中だ。この展示では、日本を代表するファッションデザイナー・コシノヒロコと、植栽アーティスト・西畠靖和によるコラボレーションアートが注目を集めている。

展示のテーマは「はじまり」。無限の可能性を秘めた「白」をキーカラーに、日本庭園の枯山水をイメージした静謐な空間が広がる。コシノヒロコの墨絵による大胆で美しいアート作品3点が、来場者の目を引く。波紋や渦潮を表現したその作品からは、新たな時代の幕開けを予感させるエネルギーが溢れ出ている。

一方、西畠靖和は「松竹梅」をモチーフにしたダイナミックなオブジェで空間を彩る。墨汁で染められたり炭化処理された木々は、コシノの墨絵と呼応し、生命力溢れる立体作品として息づいている。

両アーティストは大阪出身。コシノは「心斎橋は私にとって看板を上げた原点」と語り、西畠は「大丸心斎橋店で何かを巻き起こせたら」と意気込む。地元への愛着と新たな挑戦への意欲が、この展示に独特の魅力を与えている。

展示は1階中央ステージを中心に、4階、6階のエスカレーター前、さらに御堂筋側のショーウィンドウでも楽しむことができる。夏の暑さを忘れさせる、清涼感あふれる空間で、大阪が誇る二人のアーティストの競演を堪能してみてはいかがだろうか。

「はじまりの色 THE COLOR OF BEGINNINGS」展は、アートと植栽が織りなす新しい表現の可能性を探る試みだ。それは同時に、300年の歴史を持つ大丸心斎橋店が、未来に向けて放つ力強いメッセージでもある。大阪の文化と芸術の新たな一歩を、ぜひ自分の目で確かめてほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003160.000025003.html