西東京市で障害者アートが彩る感動の祭典!300人が集結した「カラフル・アートフェス」の魅力とは


西東京市の障害者支援施設「カラフル西東京」が創設2周年を記念して開催した「カラフル・アートフェス」が、地域の人々を魅了した。6月15日に行われたこのイベントには、障害の有無に関わらず300人以上が参加し、アートを通じて共生社会への理解を深める機会となった。
会場となった「カラフル西東京」は、自閉スペクトラム症や行動障害のある方を主な対象とする生活介護施設。今回のアートフェスでは、施設内のあらゆる場所が展示スペースとなり、色彩豊かな絵画や陶器、編み物など多様な作品が並んだ。来場者は食い入るように作品を鑑賞し、中には制作過程を展示している作品もあり、アーティストの想いに触れる機会となった。
イベントの目玉は、障害の有無を問わず誰もが参加できる「フラッグペイント・ワークショップ」。中庭で開催されたこのワークショップでは、子どもから大人まで思い思いに創作を楽しむ姿が見られた。完成したフラッグは中庭に展示され、会場に彩りを添えた。
また、近隣福祉施設による焼き菓子やパンの販売、ボランティアによる音楽演奏など、多彩なプログラムも用意された。地元FM局「FM西東京」が生中継を行うなど、メディアの注目も集めた。
参加者からは「ステキな作品ばかりで見惚れてしまいました」「みんな個性豊かで見ていてとても楽しかったです」といった感想が寄せられ、障害者アートの魅力と可能性を再認識する機会となった。
一般社団法人カラフルNIPPONの代表理事・平雅夫氏は「今年度を『我が国に障害者福祉のエッセンシャルズを提案する元年』と位置付けています。今後も定期的な研修会や施設見学会を通じて、障害者支援の輪を広げていきたい」と意気込みを語った。
「カラフル・アートフェス」の成功を受け、カラフル西東京では今後も地域イベントへの積極的な参加を予定している。障害者アートを通じた共生社会の実現に向けた取り組みが、西東京市から全国へと広がっていくことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000125318.html