2025年の大阪・関西万博と同時期に開催される「Study：大阪関西国際芸術祭 2025」の入場チケットが、2024年12月24日から先行販売されることが発表された。期間限定かつ先着500名様限定の特別価格での販売となるため、アート好きの方は要チェックだ。

この芸術祭は、「アート×ヒト×社会の関係をStudyする」をコンセプトに、2022年から大阪を舞台に検証を重ねてきた。2025年4月13日から10月13日まで開催され、大阪文化館・天保山や船場エリア、西成エリアなど、大阪の各所でアートを通じた新たな対話と発見の場を創出する。

先行販売されるチケットには、展覧会パスポートと展覧会＆アートフェアセットパスの2種類がある。展覧会パスポートは一般2,100円、学生1,800円で、各展覧会会場に1回ずつ入場できる。一方、展覧会＆アートフェアセットパスは4,000円で、展覧会に加えて7月に開催される国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」にも入場可能だ。さらに、セットパス購入者には特典としてオリジナルデザインのトートバッグがプレゼントされる。

本芸術祭の見どころは、安藤忠雄設計の大阪文化館・天保山での展示や、黒川紀章設計の大阪府立国際会議場で開催される日韓合同のアートフェアなど、建築とアートの融合を楽しめる点だ。また、西成エリアでは高度経済成長期の歴史と現代の社会変容を背景にしたプロジェクトが展開される。

国内外の気鋭アーティストによる多彩な作品展示に加え、ドイツ、韓国、EUなどの機関と連携したプロジェクトを通じて、アートを通じた国際交流も行われる予定だ。「ソーシャルインパクト」をテーマに掲げ、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指している。

チケットの先行販売は2024年12月24日から2025年1月10日までの期間限定。公式サイト（https://osaka-kansai.art/pages/ticket）から購入可能だ。アートを通じて大阪・関西の魅力を再発見できる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000028825.html