クレヨンとデジタルが織りなす夢の世界!南景太の個展「レアリターズ」が福岡で開催
福岡市中央区のYUGEN Gallery FUKUOKAで、注目のイラストレーター南景太の個展「レアリターズ」が2025年1月23日から2月10日まで開催される。本展では、クレヨンの温かみとデジタルコラージュの無限の可能性が融合した、全く新しい視覚体験を提供する作品23点が公開される。
南景太の作品の特徴は、クレヨン画の手描きの痕跡とデジタルコラージュの技術を組み合わせた独特の表現方法にある。クレヨンで描かれた原画は、それ自体が一つの作品でありながら、デジタルコラージュの素材としても機能する。この手法により、クレヨンの「おおらかさ」や「曖昧さ」から生まれるイメージに、デジタル技術を通じて明確な存在意義とリアリティが与えられるのだ。
展覧会タイトル「レアリターズ」は、リアリティの語源であるラテン語「realitas(レアリタース)」からインスピレーションを得ている。会場では、形や意味を持たない「夢の断片」のようなクレヨン原画(レアリタース)と、それを素材として生み出されたデジタルコラージュ作品(リアリティ)が共存する空間が創出される。
南景太は1981年東京生まれのアーティストで、これまでに数々の賞を受賞し、書籍装丁や雑誌の挿絵、絵本作品のほか、バンド・LUCKY TAPESや小説家・岩井圭也のアートワーク、商業施設の壁画など、幅広い分野で活躍している。
アナログとデジタルの境界を超えた南景太の独創的な表現世界を体感できる貴重な機会。アート愛好家はもちろん、新しい表現に興味がある方々にとって、見逃せない展覧会となりそうだ。入場は無料で、2月1日と2日には作家本人も在廊予定。詳細はYUGEN Galleryの公式サイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000074187.html