福岡市の専門学校が、アジアのデジタルアート界で注目を集めている。ASOポップカルチャー専門学校の学生が、「アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA 2024」の学生カテゴリー/静止画部門で見事入賞を果たしたのだ。この快挙は、九州の専門学校からは唯一の受賞となり、同校にとっては昨年に続く快挙となった。

受賞作品「Little Prince」を手がけたのは、長崎県出身のDさん。ゲーム・CG・アニメ科CGコース3年に在籍する彼女の作品は、高い評価を得て、業界の注目を集めている。この受賞は、ASOポップカルチャー専門学校のCG教育の質の高さを証明するものだといえるだろう。

同校のCG分野では、業界で活躍できるグローバル・クリエイターの育成に力を入れている。最新の3DCGソフトを使用し、経験豊富な講師陣が基礎から応用まで丁寧に指導。技術力はもちろん、クリエイターに不可欠な観察力や表現力も磨くことができる。1年次から作品制作に取り組むカリキュラムにより、早期から実践力を養成している点も特徴だ。

設備面でも、業界標準の最新機材が整備され、ASOラボやASOギャラリーなど、クリエイティブ活動を支える充実した施設が用意されている。こうした環境が、学生の創造性を刺激し、高いレベルの作品制作を可能にしているのだろう。

今回の受賞学生は、既にゲームやコマーシャル、映画などのCG制作会社からCGデザイナーとしての内定を獲得しており、夢の実現に向けて大きく前進している。この事実は、同校の教育プログラムが業界のニーズに合致していることを示している。

アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKAは、2001年にスタートした権威あるコンテストだ。北部九州からデジタルコンテンツ創造の担い手を発掘・育成する場として、高い評価を得ている。今回の受賞作品は、2025年3月4日から9日まで開催予定の受賞作品展で公開される予定だ。

ASOポップカルチャー専門学校の今回の成果は、同校がポップカルチャー分野の教育において、九州地方でトップクラスの位置にあることを示している。今後も、同校から多くの才能あるクリエイターが輩出されることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000055901.html