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妖怪画の頂点を決める!小豆島で216点の応募作品から50作品が最終審査へ

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報道発表
一点一点、丁寧に応募作品をみて一次審査をする妖怪画家(妖怪美術館館長)の柳生忠平(プレスリリースより)

香川県小豆島の「迷路のまち」にある妖怪美術館が主催する「第一回妖怪画大賞」の一次審査が行われ、最終審査に進む50作品が選出された。全国各地はもとより、香港や台湾からも応募があり、総数は216点に上った。

最終審査は2025年2月2日に小豆島で開催される「妖怪万博2025」の会場で行われる。ここでグランプリや各賞が決定し、発表される予定だ。審査員には妖怪画家で妖怪美術館館長の柳生忠平氏をはじめ、日本画家の平良志季氏、アートディレクター兼墨絵師の東學氏が名を連ねている。

グランプリ受賞者には賞金10万円と小豆島産の石の盾が贈られるほか、特別な特典も用意されている。瀬戸内国際芸術祭2025の会期中107日間、海辺の宿「入舟」の一室に自身の作品を展示できる権利が与えられるのだ。この宿は年間20万人もの観光客が訪れる「エンジェルロード」のすぐそばという絶好のロケーションにある。

「妖怪画大賞」は、妖怪をテーマに自由な発想で描く絵画作品を募集したコンテストだ。応募作品はすべて妖怪美術館に所蔵され、今後随時展示されていく予定だという。

この取り組みは、小豆島の地域活性化を目指す「小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会」と妖怪美術館が主催している。妖怪美術館は900体以上の妖怪造形作品を展示する特異な美術館で、「妖怪を世界語に」というビジョンを掲げている。

妖怪文化の発信と地域振興を結びつけたこのユニークな取り組みに、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000005189.html