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建築と芸術の融合!久米設計が手掛けた2プロジェクトがAACA賞で快挙達成

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デザイン
建築・設計・景観デザイン
報道発表
撮影:Tomoyuki Kusunose(プレスリリースより)

建築業界に新たな風を吹き込む快挙が達成された。株式会社久米設計が手掛けた2つのプロジェクトが、(一社)日本建築美術工芸協会が顕彰するAACA賞において、栄誉ある賞を受賞したのだ。

最優秀賞に輝いたのは「ポーラ青山ビルディング 土浦亀城邸復原・移築」プロジェクト。青山通りに位置するこの建築は、先進的なアート作品と建築が見事に調和し、独特の存在感を放っている。審査員からは「美術工芸と建築が渾然一体となった素晴らしい建築」と高い評価を受けた。

一方、特別賞を受賞したのは「虎ノ門ヒルズステーションタワー」だ。都心の大規模再開発プロジェクトならではの大胆な建築機能の再編と、個性的なライティングアートの導入が評価のポイントとなった。地上49階、地下4階という圧倒的なスケールと、特徴的な建築内外の空間創出が、都市景観に新たな魅力を加えている。

これらの受賞は、久米設計の技術力とデザイン力の高さを如実に示すものだ。1932年の創設以来、同社は数多くの都市や建築の設計を手掛け、技術とデザインの融合を追求してきた。約650名の社員のうち、約450名が専門資格を有する専門家であり、その豊富な人材が今回の成果につながったと言えるだろう。

久米設計の藤澤進代表取締役社長は、「持続可能な社会の実現へ、技術とデザインで貢献していく」と意気込みを語っている。今回の受賞を機に、同社のさらなる飛躍が期待される。建築と芸術の融合という新たな可能性を切り拓いた久米設計の挑戦は、今後も続いていくことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000123454.html