カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」が主催する「ZOOMS JAPAN 2025」フォトコンテストのショートリストが発表された。331作品の中から厳選された8作品が選出され、グランプリの発表は2月21日に予定されている。

このコンテストは、国際的な活躍を目指すプロの写真家を対象としており、フランス写真界の第一線で活躍する審査員によって選考が行われた。審査統括責任者のサイモン・エドワーズ氏は、選出された8作品に「アイデンティティ」という共通のテーマが見られると総評している。

ショートリストに選ばれた写真家と作品テーマは以下の通り。

• 佐藤幸浩：アノニマススケープ
• 柴田祐希：-family- gajog 가족 / kazoku 家族
• 竹腰隼人：寂として
• 藤井ヨシカツ：ヒロシマ・グラフ – 永遠の流れ
• 松本成弘：自分に話す
• 宮田草介：川
• 村岡亮輔：COLONY
• 村上賀子：Known Unknown

グランプリ受賞作品は、CP+2025の会場で展示されるほか、2025年10月にパリで開催される「Salon de la Photo（サロン・ドゥ・ラ・フォト）」でも展示される予定だ。さらに、グランプリ受賞者はパリに招待され、フランス写真界関係者との交流の機会が与えられる。

ZOOMS JAPANは、フランスのフォトコンテスト「Les Zooms」に賛同し、日本の写真家の世界進出を応援するために2015年から開催されている。このコンテストを通じて、新たな才能の発掘と日仏写真文化交流の促進が図られている。

CP+2025は、2025年2月27日から3月2日までパシフィコ横浜で開催される。カメラ、レンズ、写真・映像撮影関連用品など、幅広い分野の展示が予定されている。入場は無料だが、事前登録が必要となる。写真愛好家や業界関係者にとって、最新の技術や作品に触れる貴重な機会となるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000086300.html