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島根県立美術館が誇る写真の宝庫!30年の集大成展で世界的巨匠の作品群を一挙公開

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報道発表
ジュリア・マーガレット・キャメロン《フローレンス》1872年 島根県立美術館蔵(プレスリリースより)

島根県立美術館が2025年1月16日から、「島根県立美術館 写真コレクションの30年」と題した特別展を開催する。この展覧会は、美術館が30年にわたって収集してきた写真コレクションの全容を約100点の作品で紹介するもので、写真愛好家はもちろん、美術ファンにとっても見逃せない内容となっている。

展示は7つの章で構成され、海外の巨匠から日本を代表する写真家まで、幅広いラインナップが用意されている。第1章では、ジュリア・マーガレット・キャメロンやモホイ=ナジなど、海外の著名な写真家の作品を紹介。第2章では明治から昭和にかけての日本の写真史を辿る。

特筆すべきは、島根ゆかりの写真家たちの作品群だ。第3章では芸術写真の巨匠・塩谷定好の作品を、第4章では山陰を舞台に撮影を続けた植田正治のヴィンテージプリントを展示。さらに第5章では松江高校出身の奈良原一高、第6章では島根県大田市出身の森山大道という、世界的に評価の高い写真家たちの作品を一堂に会する。

また、第7章では現代美術の第一人者・杉本博司の《海景》シリーズを53点も展示。中でも隠岐の海を撮影した作品は、地元の自然の魅力を再発見させてくれるだろう。

本展は、単なる写真展にとどまらない。それは、島根県立美術館が30年かけて築き上げてきた、世界に誇るコレクションの集大成でもある。ダゲレオタイプから現代アートまで、写真の歴史を一望できる稀有な機会となるはずだ。

会期は2025年4月14日まで。入場料は一般300円、大学生200円、高校生以下は無料。火曜日が休館日となるが、2月11日は特別に開館する。写真を通じて芸術の深みに触れたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000882.000036130.html