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山梨県が斬新な取り組み!アート作品がふるさと納税返礼品に - 地域振興と芸術支援の新たな形

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報道発表
プレスリリースより

山梨県が、アーティストの持続可能な活動を支援する画期的な取り組みを始めた。「やまなしメディア芸術アワード2023-24」の受賞者2名と協力し、ふるさと納税の返礼品として彼らの作品を提供するのだ。この試みは、文化芸術振興事業スキームの一環として実施され、1月17日から順次出品が開始される。

注目すべきは、返礼品の内容だ。Y-SILVER(優秀賞)を受賞した永田風薫氏は、寄附者の山梨にまつわる記憶や経験を元に、写真や音を用いたアート作品を制作する。一方、Y-CRYSTAL(山梨県賞)を受賞した筒|tsu-tsu氏は、自身と同じ誕生日の人々を演じる「誕生日プロジェクト」の一環として、インタビューをもとにした「演技のための地図」や写真作品を提供する。

これらの返礼品は、単なる物品ではなく、アーティストとの貴重な交流機会や、自身の思い出が芸術作品として昇華される体験を提供する。寄附額は6万円から50万円までと幅広く設定されており、芸術支援に興味を持つ多くの人々が参加できるようになっている。

この取り組みは、地域振興と芸術支援を融合させた新しい形として注目を集めている。ふるさと納税という制度を活用し、アーティストの活動を直接支援すると同時に、寄附者に独自の芸術体験を提供するという、まさに一石二鳥の施策だ。

山梨県は、この事業を通じて文化芸術の振興だけでなく、幅広い分野のアーティストの支援・育成も目指している。今回の試みが成功すれば、他の自治体にも同様の取り組みが広がる可能性があり、日本の芸術文化振興の新たなモデルケースとなるかもしれない。

芸術作品をふるさと納税の返礼品とする試みは、アートの新しい楽しみ方を提案するとともに、地域と芸術のつながりを深める可能性を秘めている。この革新的な取り組みが、今後どのような成果を生み出すのか、注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000078927.html