京都の学生デザイナーが快挙!地域企業表彰のロゴに採用され、その才能が光る
京都市が主催する「輝く地域企業表彰」のロゴマークデザインコンペで、京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース1年生の清水花南さんの作品が見事採用された。約200名の学生が参加した中で、清水さんのデザインが選ばれたことは、若い才能の輝きを示す素晴らしい成果となった。
清水さんのデザインは、菱形と帯を巧みに使用し、地域と企業の絆や循環を表現している。紫を基調とした配色は、地域の調和と品格を象徴しており、洗練された印象を与えている。このロゴは今後、受賞企業の名刺や広報物に幅広く使用される予定だ。
「輝く地域企業表彰」は、京都市が地域に根ざした企業活動を推進するために創設した制度だ。「地域企業輝き賞」「未来づくり貢献賞」「特別賞」の3部門で構成されており、地域と共に発展する企業理念の浸透と実践を促進することを目的としている。
清水さんは採用された感想を次のように語っている。「私のロゴが選ばれたことをとても光栄に思います。このデザインには、地域と企業が永続的に循環するイメージを込めました。ラフ案からの改良やカラーリングに多くの工夫を凝らすために、授業内で先生やクラスメートからたくさんのアドバイスをいただきながら、自分らしい表現を突き詰めました。」
この快挙は、京都芸術デザイン専門学校の教育方針の成果でもある。同校は「瓜生山学園連携による充実した施設とカリキュラム」「実際の企業との連携による仕事に直結する学び」「目指す業界を実際に体験できるインターンシップ」「京都芸術大学への編入学」という特徴を持ち、学生たちに実践的な学びの場を提供している。
今回のプロジェクトは、ビジュアルデザインコース、コミックイラストコース、キャラクターデザインコースの1年生が合同で取り組んだ授業の一環として実施された。このような実践的な経験は、学生たちの創造力を育むとともに、地域社会とのつながりを深める貴重な機会となっている。
清水さんの成功は、若いデザイナーたちに大きな刺激を与えるとともに、京都の地域企業と学生たちの協力関係の重要性を改めて示す結果となった。今後も、このような産学連携の取り組みが、地域の発展と若い才能の育成に貢献していくことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000517.000026069.html