「生きがい」を探る!日本とベルギーのアール・ブリュット展が中野で開催、国際交流イベントも


2025年2月、東京・中野で日本とベルギーの国際交流によるアール・ブリュット展「Ikigai」が開催される。この展覧会は昨年4月にベルギーのギスラン博士博物館で大盛況を博したものを、新たな作品を加えて再構成したものだ。
会場となるなかのZERO西館1階美術ギャラリー1では、クンストハウス・イエロー・アート(ベルギー)と社会福祉法人愛成会が協働し、14名の独創性あふれる作品を展示する。展示期間は2月1日から20日まで、入場は無料だ。
本展のテーマ「Ikigai(生きがい)」は、日々を生きる上での原動力を表現している。既存の概念や手法にとらわれない独創的な作品を通じて、国境を越えた多様な創造性と価値観に触れる機会となるだろう。
注目すべきは、2月14日に開催される国際交流イベントだ。両国の出展作家や関係者が集まり、創作活動や文化について情報交換を行う。会場では作家による創作の実演も行われ、ベルギーのクンストハウス・イエロー・アートとのライブ中継も予定されている。
さらに、2月16日にはキュレーターによるギャラリートークも開催。展覧会の見どころや作品の魅力について詳しく解説される。
この展覧会と同時期に、中野区内では「NAKANO街中まるごと美術館!」や「わたしのいきがい わたしをいきる」といったアートイベントも開催される。これらのイベントと連携し、中野の街全体が福祉とアートで盛り上がる。
アール・ブリュットとは、専門的な美術教育を受けていない人による独自の発想や表現方法が注目されるアートのこと。本展では、浅野春香、アラン・エルセン、国保幸宏など、日本とベルギーの14名の作家の作品が展示される。
芸術を通じて国際交流を深め、多様性を感じられるこの機会を、ぜひ見逃さないでほしい。詳細情報は公式SNSやウェブサイトで随時更新されるので、最新情報をチェックしよう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000154858.html