読書好きの間で人気の「読書メーター」が、SF小説ファンにとってエキサイティングな企画を開始した。国内最高峰のSF文学賞「日本SF大賞」の受賞作を予想する投票イベント「日本SF大賞 予想チャレンジ」が1月23日からスタートする。

この企画は、日本SF作家クラブ公認のもと、第45回日本SF大賞の最終候補作5作品の中から大賞受賞作を予想するもの。投票期間は2025年1月23日から2月14日まで。参加者には、予想が的中した場合に1000円分のBOOK☆WALKERコインが贈呈される「的中賞」をはじめ、「読書メーター賞」や「参加賞」などの特典が用意されている。

最終候補作には、春暮康一の『一億年のテレスコープ』、荒巻義雄・巽孝之編の『SF評論入門』、宮西建礼の『銀河風帆走』、市川春子の漫画『宝石の国』、池澤春菜の『わたしは孤独な星のように』が選ばれた。これらの作品は、SFの新たな地平を切り開く可能性を秘めた注目作揃いだ。

読書メーターのSF好き書店員は、「SFは単なる娯楽ではなく、現実世界を"ずらす"ことで人類の未来や社会の課題を浮き彫りにする力がある」と語り、SF作品の魅力を熱く語っている。

この企画は、SFファンはもちろん、これまでSFにあまり触れてこなかった読者にも、新たな文学体験の扉を開く絶好の機会となりそうだ。投票には読書メーターへの会員登録（無料）が必要だが、SF作品との出会いや、予想を楽しむスリルは無料で味わえる。

日本SF大賞は1980年に創設された権威ある賞で、「SFの歴史に新たな側面を付け加えた作品」を選出している。今回の予想チャレンジを通じて、より多くの読者がSF作品の魅力に触れ、日本のSF文学シーンがさらに活性化することが期待される。

読書好きの皆さん、この機会にSFの世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。未知なる世界への冒険が、あなたを待っているかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001291.000001227.html