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ゴールデングローブ賞受賞の浅野忠信、東京の壁に巨大アートで登場!その驚きの理由とは

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
第5弾となる浅野忠信氏の壁画。タイトルは「VERY BIG WOW‼︎」(プレスリリースより)

東京・青山の街角に、俳優・浅野忠信の姿が突如として現れた。これは、ミューラルアートカンパニー「OVER ALLs」が手掛けた最新作だ。同社が運営する「トーキョーミューラルスクエア」に、浅野氏の姿を描いた巨大な壁画が登場したのである。

この壁画が制作された背景には、浅野氏の最新の快挙がある。ディズニー製作のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」で樫木藪重役を演じた浅野氏は、第82回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞。その際の受賞スピーチが、OVER ALLsの心を掴んだのだ。

OVER ALLsの代表・赤澤岳人氏は、浅野氏のスピーチを「形式や格式にとらわれない、気持ちが剥き出しの『WOW!』なスピーチ」と評している。この「WOW!」こそが、OVER ALLsが常に描き続けているものだという。

トーキョーミューラルスクエアは、外苑前交差点に位置するOVER ALLs本社ビルの壁面を利用したアートスペース。ここでは、毎月話題の人物やトピックをモチーフにした壁画が描かれ、いわば「アートを用いた報道」が行われている。

浅野氏の壁画は、このプロジェクトの第5弾。タイトルは「VERY BIG WOW‼︎」だ。過去には大谷翔平選手やトランプ元大統領、さらには旧一万円札の福沢諭吉や漫画家・鳥山明氏の姿も、この壁面を飾ってきた。

OVER ALLsは、「失われた30年」で日本人が忘れてしまった「夢」「希望」「浪漫」といった感情を、壁画を通じて取り戻そうとしている。浅野氏の姿を通じて、彼らは何を伝えようとしているのだろうか。その答えは、青山の街角に立つ巨大な壁画の中に隠されているのかもしれない。

次回の壁画の描き変えは1月23日を予定している。果たして次は誰の姿が、東京の街を彩るのだろうか。アートと時事が交錯する、この独特な「ニュース」から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000034561.html