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廃棄素材が芸術に変身!三井不動産グループが全マンションにサステナブルなパラアートを導入

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彫刻・オブジェ
報道発表
サインアートに使用する反物制作の様子(プレスリリースより)

マンションの共用部に、廃棄予定だった素材を活用したアート作品が登場する。三井不動産レジデンシャルは、今後分譲・賃貸する原則全てのマンションの共用部に、パラアートを設置すると発表した。この取り組みは、サステナビリティを重視する現代の住宅ニーズに応える画期的な試みだ。

本プロジェクトは、三井不動産レジデンシャル、三井デザインテック、NPO法人studioFLAT、サプティーの4社が連携して実現した。特筆すべきは、スポーツ競技場で使用された幟や廃棄予定の化粧品など、本来なら捨てられていたであろう素材を再利用している点だ。これらの素材は、パラアーティストたちの手によって、美しいアート作品や館内サインへと生まれ変わる。

第一弾として、首都圏を中心とする全国17物件の共用部に約30点のパラアートが設置される。パークホームズ柏あけぼの二丁目やパークシティ高田馬場など、注目の物件が名を連ねている。

この取り組みは、単なる装飾にとどまらない。三井不動産グループが掲げる「GROUP MATERIALITY」の一つである「環境との共生」を体現するものだ。廃棄物の削減やリサイクル促進といった環境への配慮はもちろん、パラアーティストの活躍の場を広げるという社会的意義も大きい。

さらに、この取り組みは三井不動産レジデンシャルが推進する「カーボンニュートラルデザイン推進計画」とも合致する。省エネルギーの実現や再生可能エネルギーの導入促進と並んで、入居者の環境意識向上にも一役買うことが期待される。

アートが環境保護と社会貢献の架け橋となる。そんな新しい住まいの形が、いよいよ私たちの身近なところで実現しようとしている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000777.000051782.html