公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

横浜市民ギャラリー60周年記念!「コレクションの地層」展で見る芸術の歴史と魅力

タグ
アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
左から:岡本太郎《まひる》1963年 油彩、キャンバス 91.1×73.1cm/江見絹子《水尾》1974年 油彩、キャンバス 79.0×99.0cm/林忠彦《坂口安吾》1947年 ゼラチン・シルバー・プリント 23.2×23.2cm/上:柳原良平《新港埠頭赤煉瓦倉庫》1978年 ポスターカラー、紙 72.2×102.5cm/下:前川かずお《牛なべことはじめ》1978年 水彩、マジック、紙 72.1 × 102.5cm(プレスリリースより)

横浜市民ギャラリーが開館60周年を迎え、記念すべき展覧会「コレクションの地層」が2025年2月21日から3月9日まで開催される。この展覧会では、ギャラリーが所蔵する約1,300点のコレクションから厳選された約50点の作品が展示され、30年以上にわたる収集の歴史を振り返る貴重な機会となる。

展示は3つの章と1つの小特集で構成される。第1章では1974年までの初期収集作品、第2章では1978年の「ヨコハマ漫画フェスティバル」で集められた漫画コレクション、第3章では1980年代以降に収集された写真作品に焦点を当てる。さらに、横浜ゆかりの画家・福島瑞穂の作品を紹介する小特集も用意されている。

注目の出品作には、岡本太郎の《まひる》、林忠彦の《坂口安吾》、柳原良平の《新港埠頭赤煉瓦倉庫》などがある。これらの作品を通じて、横浜市民ギャラリーのコレクションの多様性と深さを体感できるだろう。

また、展覧会をより楽しむための関連イベントも充実している。詩人の大崎清夏氏によるワークショップ「絵画の地層、ことばの地層」では、言葉遊びを通して作品鑑賞を深める。「おしゃべりの日@コレクション展」では、鑑賞サポーターと自由に作品について語り合える。子ども向けには「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」も開催され、美術館の裏側まで見学できる。

入場料無料で誰でも気軽に参加できるこの展覧会は、横浜の芸術文化の歴史を肌で感じられる絶好の機会となるだろう。美術ファンはもちろん、横浜の文化に興味がある方、家族連れにもおすすめの展覧会だ。横浜市民ギャラリーの60年の歩みと共に、日本の近現代美術の流れを体感してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001227.000014302.html