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夢と友情が紡ぐ感動作!『ペンギンは空を見上げる』が北陸文庫大賞を制覇

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報道発表
プレスリリースより

北陸地域の書店員が選ぶ「第1回北陸文庫大賞」のグランプリに、八重野統摩さんの長編小説『ペンギンは空を見上げる』が輝いた。この作品は、NASAのエンジニアを夢見る小学6年生・佐倉ハルの成長を描いた物語で、すでに第34回坪田譲治文学賞も受賞している注目作だ。

北陸文庫大賞は、北陸3県の書店員がチェーンの垣根を超えて集まり、文庫本の中から傑作を選出するコンテスト。今回が記念すべき第1回目となる。18社から推薦された86作品の中から、厳正な選考を経て『ペンギンは空を見上げる』がグランプリに選ばれた。

授賞式は2025年1月24日、石川県の金沢ビーンズ明文堂で開催。八重野さんは東京からリモートで参加し、プレゼンターの明文堂書店TSUTAYA レイクタウンの三村喜史さんから記念品を受け取った。

本作は、宇宙への夢を追いかける少年の姿を通じて、友情や成長、そして夢を持つことの大切さを描き出している。実行委員の書店員からは「心がギュッとなって、ずっと泣きながら読みました」「純粋で残酷な、等身大の少年少女の心理が丁寧に描かれていた」など、絶賛の声が寄せられている。

1988年生まれの八重野統摩さんは、2012年にデビュー。本作以外にも『同じ星の下に』『ナイフを胸に抱きしめて』など、多くの作品を発表している気鋭の作家だ。

坪田譲治文学賞と北陸文庫大賞グランプリの両方を受賞したことは、この作品の幅広い魅力を証明している。読者の心に深く響く『ペンギンは空を見上げる』は、創元推理文庫から880円(税込)で発売中。夢を追いかける勇気をもらえる一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000009527.html