テレビでおなじみの安田大サーカスのクロちゃんが、小説家としてデビューすることが明らかになった。3月19日に発売される『クロ恋。』（税込1,760円）は、クロちゃんの独特な恋愛観が詰まった4つの短編小説集だ。

本作には、キャバクラを舞台にした恋愛実験や、世界の終わりを背景にした少女の物語、幼なじみの複雑な関係性、そして自称勇者の高校生の冒険など、多彩なテーマが盛り込まれている。クロちゃんは「クロちゃんにしか書けない恋愛世界にぜひ触れてみてください！」と、自信を覗かせている。

『クロ恋。』に収録される4作品は、『恋愛博士の異常な愛情』『地球最期の日』『揺れる』『Lv.17の勇者』。これらの物語は、実体験をベースにしたという衝撃的な展開や、繊細な感情描写が特徴だ。「ちょっとホラーでめっちゃセツない」と形容されるその内容は、読者の心を掴んで離さないことだろう。

クロちゃんといえば、『水曜日のダウンタウン』（TBS系列）での奇抜な行動や、アイドルグループ・豆柴の大群のプロデューサーとしての活動で知られている。そんな彼が小説家として新たな一面を見せることに、文学界も注目している。

また、クロちゃんは昨年、自身の半生をドラマ化した『クロちゃんずラブ～やっぱり、愛だしん～』（Paravi）の配信や、モチベーション本の出版など、多方面で活躍を見せている。そんな彼の小説家デビューは、ファンのみならず、文学愛好家にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。

『クロ恋。』は双葉社から3月19日に発売予定。四六判で、ISBNは9784575248081。クロちゃんワールド全開の本作が、どのような反響を呼ぶのか、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000655.000014531.html