デジタル人材育成の最前線!第2回デジタル人材育成大賞で注目の受賞者が明らかに
デジタル人材育成学会が主催する第2回デジタル人材育成大賞の結果が発表された。今回は、デジタル人材育成に貢献した2つの取り組みが大賞を受賞し、新設されたIPA特別賞も1件選出された。この賞は、デジタル人材育成に携わる人々の意欲向上と分野の活性化を目的として、2023年11月に創設されたものだ。
大賞を受賞したのは、群馬県の「tsukurun」と株式会社サポーターズの「技育プロジェクトの推進」である。tsukurunは、群馬県が展開するデジタルクリエイティブ人材育成の拠点で、小中学生を中心に1000名以上が会員登録している。一方、技育プロジェクトは、全国の大学生向けエンジニア育成プログラムで、年間数百回のイベントを通じて数千人の学生を動員している。
新設されたIPA特別賞には、一般財団法人GovTech東京の「オール東京でのデジタル人材育成」が選ばれた。東京都と協働で62区市町村のハブとなり、自治体のデジタル人材育成を推進する取り組みが高く評価された。
選考委員会は、tsukurunの独創性と地域戦略としての優れた点、技育プロジェクトの社会課題解決型プロジェクトとしての成功、そしてGovTech東京の広域自治体としてのデジタル人材育成のあるべき姿を高く評価した。
デジタル人材育成学会は、2021年4月に設立された学会で、「ビジネスでの実践」と「アカデミックな知見」を融合するプラットフォームの実現を目指している。今回の受賞を記念して、2月25日(火)に受賞者による記念セミナーの開催も予定されている。
デジタル人材育成は、現代のビジネス環境において重要性を増している。この賞の創設は、デジタル人材育成の重要性を社会に広く認知させる一助となるだろう。今後も、このような取り組みを通じて、日本のデジタル人材育成がさらに加速することが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000117163.html