藤森蓮華、ミュージカル界の新星!「Audience Award 2024」で二冠達成の快挙
ミュージカル界に新たな星が誕生した。吉本興業所属の藤森蓮華が、観客投票による「Audience Award 2024」で俳優部門(女性)とネクスト俳優部門(女性)の二冠を達成したのだ。この快挙は、彼女の圧倒的な演技力と観客を魅了する存在感を証明している。
「Audience Award」は、演劇専門のwebメディア「Audience」が主催する賞で、「生きてて、よかった。そう思える瞬間が、演劇にはある。」をコンセプトに掲げている。2024年に上演された演劇・ミュージカルの中から、観客の投票によって選ばれるという点で、業界内でも注目度の高い賞として知られている。
藤森の受賞作となったのは、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」でのニニ役だ。彼女は受賞コメントで「まるで夢を見ているかのよう」と喜びを語り、「田舎で生まれ育ち、バレエに恋をし、踊り続けてきた私にとって、ニニとの出会いは運命そのものでした」と、役との深い結びつきを明かした。
藤森の経歴を紐解くと、その実力の源が見えてくる。10歳からクラシックバレエとモダンダンスを始め、高校卒業後にはワシントンD.C.へバレエ留学。世界的なバレエコンクールYAGPで2部門優勝という輝かしい実績を持つ。さらに、ブロードウェイスター育成プログラムを経て、2018年には世界から選ばれた12名のダンサーの一人としてJacob's pillow contemporary programに参加。その後、2020年に「ウエストサイドストーリー」でミュージカルデビューを果たし、数々の作品に出演してきた。
今回の受賞は、バレエダンサーからミュージカル俳優へと転身し、着実にキャリアを積み重ねてきた藤森の努力が実を結んだ証といえるだろう。彼女の今後の活躍に、ミュージカルファンの期待が高まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003808.000029501.html