世界最大級の蘭の祭典「世界らん展2025」開幕!緑と黒の神秘的な色合いで日本大賞を獲得した驚きの作品とは


国内最大級の蘭の祭典「世界らん展2025 -花と緑の祭典-」が、2025年2月5日から12日まで東京ドームシティ プリズムホールで開催される。35周年を迎える今回は、1,000種以上、100万輪もの蘭が会場を彩り、来場者を魅了する。
注目の「日本大賞」には、神奈川県の曽我達朗さんが栽培した「パフィオペディラム ワーディー 'オオスミ'」が輝いた。緑と黒が混ざった神秘的な色合いと、6輪もの花を同時に咲かせる高度な栽培技術が評価されての受賞だ。審査委員長のジョージ・ハットフィールド氏は「世界的に見ても非常に珍しく、際立っていた」と絶賛している。
会場では、「オーキッド・ゲート2025」や「オーキッド・アベニュー」、「幻想蘭空間」など、蘭の魅力を存分に堪能できる特別展示が用意されている。10万輪の満開の蘭で彩られたアーチや、バルーンに反射する色鮮やかな蘭の小径、天井から降り注ぐような蘭の演出など、五感で楽しめる空間が広がっている。
さらに、千葉大学が世界で初めて開発に成功した「第二世代青いコチョウラン」や、北海道・礼文島にのみ自生する絶滅危惧種「レブンアツモリソウ」など、貴重な蘭も展示される。また、俳優の滝藤賢一さんが紹介するNHK「趣味の園芸」のコーナーや、華道家・假屋崎省吾さん、花創作家・志穂美悦子さんによる花の作品展示も見逃せない。
入場料は前売り2,100円、当日2,300円。5日から7日の17時以降は「アフター5チケット」も用意されている。蘭の魅力に触れ、春の訪れを感じられる「世界らん展2025」。美しい花々に囲まれた幻想的な空間で、心癒される時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000077656.html