安野光雅の魅力満載!大丸京都店で「旅と空想の風景」展開催
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2025年3月、大丸京都店で「安野光雅 旅と空想の風景」展が開催される。安野光雅は、画家、絵本作家、装丁家など多彩な顔を持つ芸術家として知られ、2020年に94歳で生涯を閉じた。本展では、安野の代表的なテーマである「風景」に焦点を当て、旅と空想から生まれた作品の数々を紹介する。
展示では、ヨーロッパや日本各地の風景画、司馬遼太郎との旅で描かれた作品など、120点を超える作品や資料が展示される。特に注目は、世界的名作『旅の絵本Ⅲ』〈イギリス編〉の全場面展示だ。また、安野の子ども時代を描いた『ついきのうのこと』や、ユニークな切り絵表現が特徴の『昔咄きりがみ桃太郎』など、絵本の世界も堪能できる。
安野光雅は1926年、島根県津和野町に生まれ、教師を務めながらデザインや装丁の仕事を手掛けた。1968年に文章のない絵本『ふしぎなえ』でデビューし、以来、独創性豊かな作品で多くの人々を魅了してきた。国際アンデルセン賞画家賞をはじめ、数々の賞を受賞し、2012年には文化功労者として顕彰されている。
展覧会では、キュレーターによるギャラリー・トークも予定されており、3月11日に約30分間、展示の見どころを解説する。また、会場では安野光雅の絵本やエッセイ集、安野光雅美術館のオリジナルグッズも販売される。
開催期間は2025年3月11日から31日まで。入場料は一般・大学生1,200円、高校生900円、中学生700円。小学生以下は無料だが、保護者の同伴が必要となる。前売りや各種会員向けの割引も用意されているので、お得に鑑賞したい方は要チェックだ。
安野光雅の豊かな想像力と繊細な描写で紡がれた風景の世界。この機会に、旅と空想が織りなす美しい作品の数々を堪能してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002916.000025003.html