落語家の魅力満載!「ご当地落語」写真集が完成、東北の温泉地を舞台に
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地元落語協議会が手がける「ご当地落語」プロジェクトの集大成として、オリジナル写真集が完成した。この写真集は、東北の温泉地を舞台に繰り広げられた落語会の様子と、落語家たちのオフショットを収めた珠玉の一冊だ。
「ご当地落語」は、地域の魅力を新たな落語として創作するプロジェクト。2021年から山形、福島、宮城などで展開され、2024年には過去の作品を新たな演者で披露する取り組みが行われた。今回の写真集は、その集大成として位置づけられている。
撮影を担当したのは、落語会の撮影に定評のある写真家・武藤奈緒美氏。彼女は「3年前に噺のネタになった場所を今回は別の落語家が訪れる様子や、ご当地の紅葉や雪景色を背景に着物姿で闊歩する様子を、たくさん写真におさめました」と語り、作品への思いを込めている。
写真集には、立川志獅丸、鈴々舎馬るこ、桂竹千代など、個性豊かな落語家たちが登場。落語会の様子だけでなく、温泉地でのリラックスしたオフショットも収められており、落語家たちの新たな一面を発見できる内容となっている。
A6サイズ、48ページという手軽なフォーマットながら、4,500円(税込)という価格設定は、落語ファンにとっては見逃せない一冊となりそうだ。武藤氏は「時にほんわかモード、時にハードモードな彼らの姿と、背景に写るご当地の魅力を存分に楽しめる」と太鼓判を押している。
この写真集は、単なる記念品としてだけでなく、将来の旅行の際のガイドブックとしても活用できる。東北の温泉地の魅力と、落語という日本の伝統芸能が融合した、ユニークな一冊となっている。
「ご当地落語」プロジェクトは、地域活性化と伝統芸能の新たな可能性を探る試みとして注目を集めている。この写真集を通じて、より多くの人々が落語の魅力と東北の温泉地の魅力に触れることができるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000087825.html