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メコン川4000km旅の記録!20世紀末の貴重な写真集が蘇る

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作文・エッセイ
ノンフィクション
報道発表
プレスリリースより

東南アジアを流れる大河メコン川。その源流から河口まで4000km以上を20世紀末に旅した写真家・青柳健二氏の貴重な記録が、新たな姿で蘇った。イカロス出版から2025年3月6日に発売される予定の『メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』は、激動の時代を生きるメコン流域の人々の姿を鮮やかに描き出す圧巻のノンフィクションだ。

本書は、青柳氏が1995年と1996年に出版した写真集と紀行集の素材をリミックスし、新たな作品として再構成したものである。源流域、中流域、下流域の3つのセクションに分け、それぞれの地域で異なる人々の暮らしや風景を、多数の写真と軽妙な紀行文で交互に展開している。

取材当時、メコン川流域は急激な開発の波にさらされ、人々の生活様式も大きく変化しつつあった。本書は、そんな激動の20世紀末、未知なるメコンの源流から河口までを旅し、人々と交流した著者の貴重な記録となっている。さらに、2010年代にメコン川流域を再訪した際の書き下ろし文も追加され、当時との変化を振り返りながら現在のメコンの姿も描き出している。

東南アジアや民族学に興味がある方、ドキュメンタリー作品を愛する方にとって、本書は見逃せない一冊となるだろう。また、Amazonと楽天ブックスでは、本編にない写真で構成された購入者限定特典デジタル写真集も配布される予定である。

著者の青柳健二氏は1958年山形県生まれの写真家。メコン川流域の少数民族や棚田、犬像など、独自の視点で旅を続け、作品を発表し続ける「旅する写真家」として知られている。

『メコン・ザ・ラストリバー 無垢なる大河 旅の記憶』は、A5判336ページ、定価2970円(税込)。イカロス出版の書籍情報ページでさらに詳しい情報を確認できる。メコン川の悠久の流れと、そこに生きる人々の姿を記録した本書は、歴史の証言としても貴重な一冊となるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006504.000005875.html