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神戸の新たな文化発信!西神中央ホールで「かんのと」プロジェクト始動、アーティストと市民が創る新しい西神ニュータウンの姿

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報道発表
AiRK × 西神中央ホール 共同プロジェクト『かんのと~海山ひらけた先に踊るみこと~』開催決定(プレスリリースより)

神戸市西区の西神中央ホールで、地域の魅力を再発見する新たなプロジェクト「かんのと ~海山ひらけた先に踊るみこと~」が始動した。このプロジェクトは、Artist in Residence KOBE(AiRK)と西神中央ホールの共同企画で、世界的に活躍するダンサーの大宮大奨氏と現代アーティストの立石従寛氏が中心となって進められる。

「かんのと」という名称には、神戸の文字を分解し、新しく開く場所という意味が込められている。このプロジェクトでは、アーティストたちが西神ニュータウンの歴史や現在の姿をリサーチし、地域住民とのワークショップを通じて作品を創作する。特筆すべきは、舞台美術に神戸市内の企業から提供された廃材を使用するという環境に配慮した取り組みだ。

大宮氏は「自然がそこに在るように、皆さんの体は素晴らしいと思えるような作品を目指します」と意気込みを語り、立石氏は「開拓された山や海に生きる私たちの暮らしや土地を山や海へと『返す』ことの意味を探りたい」と創作のテーマを明かした。

公演は2025年3月30日に西神中央ホールで行われる予定だ。チケットは既に発売中で、入場料は1,000円。また、公演に先立ち、3月29日にはアーティストによるトークショーや身体ワークショップも開催される。

このプロジェクトは、単なる芸術イベントにとどまらず、西神ニュータウンの文化的価値を再認識し、地域の魅力を内外に発信する重要な取り組みとなりそうだ。地域住民と外部のアーティストが協働することで、新たな視点から西神ニュータウンの姿を描き出す。芸術を通じた地域活性化の先進的な事例として、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000033364.html